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MCUシリーズの名作映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
マルチバースから襲来したヴィランたちと対峙するために、ピーター・パーカーも別世界のピーター・パーカーたちと協力して、全てのヴィランを治療して元の世界に戻すことに成功した。
しかし最後にはマルチバースの扉を閉じるための、ドクター・ストレンジの魔術によって、世界中の人々からその存在を忘れ去られてしまったピーター・パーカーは、再び孤独に戦う”親愛なる隣人”へと戻っていった。
ラストシーンではピーター自作の新たなスーツのニューレッド&ブルースーツも登場し、クラシックなカラーリングとデザインからも印象に残っているファンは多いだろう。
そんな新スーツのデザインのコンセプトについて、マーベル・スタジオのビジュアル開発責任者のライアン・マイナーディング氏は、公式アートブックのなかでコメントをしている。
ニューレッド&ブルースーツのデザインについては、マルチバースの二人のスパイダーマンのスーツから影響を受けているというのは以前からも伝えられていたが、ある意味ではピーター・パーカーが孤独に戦うための決意の証でもあるのだろう。
大きな傷みを乗り越えてもなお、親愛なる隣人スパイダーマンとして活動するピーターは、MCUシリーズで初めて登場したころから大きく成長していることは間違いないはずだ。
マイナーディング氏も映画について、「この結末で終わることは正しいと思っています。私達はいま、スパイダーマンを手に入れた」とコメントしている。
スパイダーマンの新作映画については公式には制作発表はされていないが、様々な情報源からは『スパイダーマン4』の制作が計画中だとされている。
現在は全米俳優組合のストライキや、トム・ホランド自身が休業宣言をするなど、近いうちに計画が動き出すことは難しそうだが、MCUシリーズでは『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』や『シークレット・ウォーズ』にも登場するとされている。
ニューレッド&ブルースーツのスパイダーマンが再登場するかは不明だが、大人へと成長したピーター・パーカーの活躍が再び見れることを期待しておこう。
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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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