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DCEUシリーズの第一作として、ヘンリー・カヴィルがスーパーマン役を演じた映画『マン・オブ・スティール』。
新時代のスーパーマン映画として描かれ、ここから約10年にも渡るDCEUシリーズがスタートしている。
当初はマーベル・スタジオのMCUシリーズのような展開を目指していたものの、そう簡単にはうまくいかず、結果的には2023年の『アクアマン』の続編を最後にシリーズはリブートされる予定となっている。
そんな『マン・オブ・スティール』で脚本を務めたデヴィッド・S・ゴイヤー氏は海外メディアのインタビューのなかで、制作当時のワーナー・ブラザースからのプレッシャーや、ワーナー側の問題点についてコメントしている。
ゴイヤー氏の話からも当時のワーナーやDC幹部がどれほどマーベルをライバル視して、焦りを感じていたかを伺い知ることができる。
このような状態ならばDCEUシリーズの早い段階で方針転換をしたり、『ジャスティス・リーグ』のようなクロスオーバー映画を作ってしまうのも納得できてしまう。結果的にこれは近年まで続いていたのだから、相当根深いところまで焦りの心に蝕まれていたことがわかる。
またゴイヤー氏は、『マン・オブ・スティール』の続編を『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』の前に公開するべきだったかを聞かれ、「私もそう思います」と肯定した。
続編のアイディア自体は存在していたようだが、その詳細については明らかにしなかった。
DCEUシリーズは、ジェームズ・ガン監督とピーター・サフラン氏が代表を務めるDCスタジオの元でリブートされ、2025年公開の『スーパーマン:レガシー』を第1作としてDCUシリーズがスタートする予定だ。
DCUでも同じようにシェアードユニバースを扱っていくが、DCEUのような行き当たりばったりではなく、ある程度の数年先まで公開映画やドラマ、アニメなどのプランが公開されている。
制作体制もワーナーが過度に干渉せずに、DCスタジオに任されていることから、今度こそはMCUシリーズにも匹敵するほどのシリーズへと成長することが期待されている。
紆余曲折あったDCEUシリーズは『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム』を最後に終了する予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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