リンダ・ハミルトン、『ターミネーター：ニュー・フェイト』脚本に不満 ー 「物足りなかった」

2019年に公開された『ターミネーター』シリーズ第6作『ターミネーター：ニュー・フェイト』は、シリーズ生みの親であるジェームズ・キャメロンが原案に関わり、T-800役としてアーノルド・シュワルツェネッガーが再演しただけでなく、『ターミネーター2』以来となるサラ・コナー役でリンダ・ハミルトンも出演したことが話題となった。

しかし、作品評価は決して高いとは言えず、一部では批判的な意見も見受けられた。

最近Comicbook.comのインタビューに応えたリンダ・ハミルトンは、『ニュー・フェイト』の脚本についてあまり満足していなかったことを明かしている。

脚本についてはアーノルド・シュワルツェネッガーもあまり好意的ではなかったとされており、主要キャストからの支持を欠いたまま制作が進んでいたことがうかがえる。

内容面はもちろんのこと、シリーズ自体が過去の成功に頼りすぎていた感も否めず、展開に新鮮味が欠けていたことも指摘されている。ジェームズ・キャメロンも後のインタビューで、「今後は新しい『ターミネーター』を目指したい」と語っていた。

アーノルド・シュワルツェネッガーも再出演の可能性は低いと明言しており、リンダ・ハミルトンも「もうやれることはない」と述べている。

こうした状況を踏まえると、もし『ターミネーター』の新作を制作するのであれば、完全新規でのリブートが適切な道筋に思える。なお、キャメロン監督は別のインタビューで新作構想を進めていることも明かしており、根強い人気を誇る本シリーズが今後どのような展開を迎えるのか注目されている。

そろそろレガシーから解き放たれる時期かもですね

ギネマナッツ編集部

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