『ターミネーター』新作映画が企画中 ー ジェームズ・キャメロン監督が認める

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ジェームズ・キャメロン監督の代表作である『ターミネーター』は、2019年に公開された『ターミネーター:ニュー・フェイト』は評価はまずまずだったものの、シリーズとしての興行収入的には振るわず、やはり今回も失敗に終わってしまったとみるファンも多くいる。

それでも不死鳥のように新作が作られている『ターミネイター』は、現在Netflixにてアニメ『ターミネイター0』の配信が行われており、こちらは上々の評価を受けている。

そのためかまた新作映画を望む声も少なくないが、最近海外メディアのインタビューに答えたジェームズ・キャメロン監督は、現在新作映画について企画が進んでいることを明らかにした。

”(『ターミネイター0』)は面白そうです。私と『サラ・コナー・クロニクルズ』の関係は、私が創った世界で、他の誰かが物語を紡ぐという点で非常に似ていまう。(中略)彼らがなにをしていようとしているのか興味がありますが、私はいま、自分自身のターミネイターの作品に取り組んでいます。今回のものとは全く関係ありません。(中略)これは機密事項だ。もしこの件について詳しく話すことになったら、危険なロボット・エージェントを送り込まなければならない状況になる”

具体的なことについては流石に話すことは出来ないようで、ターミネータージョークを交えながら、内容については触れなかった。

またキャメロン監督は別のメディアのインタビューのなかで、既存のサラ・コナーやジョン・コナーなどのキャラクターではなく全く新しい解釈になる可能性があることにも触れている。

”力がないと感じる主人公たちが生きるために戦っている。既存の権力構造からの支援を受けることが出来ず、どうにかして理性を保っていなければならない。そこにAIが加わります。次のターミネーター映画は実現可能なだけではなく、素晴らしいものになるだろうと私は核心しています。しかしこれは特定のものをすべて捨て去る瞬間でもあります

現在は企画段階のようだが、全く新しい『ターミネーター』映画を計画しているとのことだ。

振り返ると『ターミネーター2』以降は作品としての評価も好評で、興行収入としても大ヒットした作品には恵まれてこなかった。特に過去シリーズの要素を取り入れた『ターミネーター:新起動/ジェニシス』や『ターミネーター:ニュー・フェイト』はアーノルド・シュワルツェネッガーが再びT-800を演じ、さらに後者はリンダ・ハミルトンがサラ・コナー役として復帰していた。

ファンならばそれだけでも満足なものではあるが、映画としては思うような結果が出せてこなかったのが現状だ。

次は逆に新しいものを取り入れるとキャメロン監督は話していただけに、T-800やサラ・コナー、ジョン・コナーなどのおなじみのキャラクターには頼らない作品になるかもしれない。

果たして新たな『ターミネーター』映画はどのようなものになるのだろうか?今後の情報に注目をしておこう。

ゆとぴ

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