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全世界で公開されて物議をかもしながらも大ヒットを記録しているDCコミックスのヴィランを主人公にした『ジョーカー』。今まで実写のジョーカーは複数回登場しており、もっとも有名だったのは『ダークナイト』で演じたヒース・レジャーでしたね。そして今回の単独映画により新たなジョーカー像を確立したホアキン・フェニックスも映画史に残るレジェンドになることは必至でしょう。
しかし忘れてはいけないのが『スーサイド・スクワッド』のジャレッド・レト版ジョーカーです。DCEUの世界に存在するジョーカーで、現状では1作品のみしか登場していません。
あまり大きな爪痕を残し切れていないレト版ジョーカーですが、ホアキン版『ジョーカー』の製作が決まった際に、レトはどのような反応を示したのでしょか?当時の様子を海外メディアが報じています。
今後の映画への出演はあるのか?
海外メディアのハリウッドレポーターは、ホアキン・フェニックスが主演する『ジョーカー』の製作が決まった際に、『スーサイド・スクワッド』でジョーカーを演じたジャレッド・レトが、”動揺していた”ことを記事の中で明らかにしています。
・How Martin Scorsese Paved the Way for ‘Joker’
レトがジョーカーを演じたのが2016年。そこから3年ほどで新たなジョーカーの俳優が決まることに動揺を示すのは無理もないでしょう。おそらく『スーサイド・スクワッド』の興行収入がもっと好成績を残したいたならば、今ごろDCEUシリーズの他の作品に登場していてことも想像できます。
ジャレッド・レトのジョーカーは、全身に多数のタトゥーを入れ、狂人というよりはギャングのボスの色が濃く出てきたいのも特徴でした。良い意味でも悪い意味でもヒース・レジャーが作ったジョーカー像とは大きく差別化されたものになっていました。
実は数年前に、ホアキン版と同時にジャレッド・レト版ジョーカーの単独映画の製作決定も一部の海外メディアで報じられていましたが、それ以降は何も新しい情報が出てきていません。おそらくはガセ、またはとん挫した可能性が高そうです。
またマーゴット・ロビー演じる人気キャラクターのハーレイ・クインとコンビを組んだ映画『ハーレイ&ジョーカー』の情報もありましたが、単独映画同様にその後の新しい情報はありません。
先日予告編が公開された『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』や、ジェームズ・ガン監督がメガホンをとる『ザ・スーサイド・スクワッド』のどちらにもジャレッド・レトの出演情報はありません。ただジョーカー役を降板したとのニュースも出てきてはいないので、再度彼の姿が見れる可能性は0ではないようです。
ジャレッド・レト自身は現在、ソニー・ピクチャーズが送るスパイダーマンのスピンオフ作品『モービウス』で主演を務める予定で、現在製作が進められています。
2人のジョーカーが存在する現在のアメコミ映画界。今後の動きにも注目ですね。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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