『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』、ワーナー幹部が酷評を振り返る ー 「観客の心を掴めなかった」

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『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は、前作『ジョーカー』の大成功とは対照的に、公開後の評価も興行も厳しい結果になった。

世界興収は約2.07億ドルとされ、前作の約10億ドル規模と比べても落差は大きい。数字だけで作品の価値が決まるわけではないが、少なくとも多くの観客にとって「期待していた続編」ではなかったことは確かである。

ワーナー・ブラザースの映画部門のトップであるパメラ・アブディ氏とマイケル・デ・ルカ氏はThe Wrapのインタビューの中で、本作をいまも肯定的に見ているとしつつ、なぜ観客に届かなかったのかを率直に語っている。

アブディ氏は好意的な感想を語り、デ・ルカ氏は「同じことを繰り返さない」判断を評価しながらも、結果として観客の支持に結びつかなかったと述べた。

”アブディ氏:私はあの映画が好きだった。いまもそう思っている”
”デ・ルカ氏:かなり修正主義的だった。大衆には刺さらなかったのかもしれない”

ここで言う「修正主義」というのは、前作をそのまま再現するのではなく、続編としての定石を外しにいく姿勢を指しているようだ。デ・ルカ氏は、続編なのに“同じ型”にならなかった点を褒めつつも、それが観客との距離になったと受け止めている

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の酷評の要因として挙げられるのが、「ミュージカル映画になったこと」である。

本作は犯罪ドラマとして直進した前作と違い、歌と踊りを物語に組み込み、法廷の要素も混ぜていた。しかし、『ジョーカー』の続編に求められていた、現実にも通じるような恐ろしさや社会風刺を期待していた層にとってはミュージカル的な表現はノイズになっていた。

作品内の歌唱がキャラクターの心理や妄想と絡むほどにこういった演出は盛り込まれるが、ミュージカル演出は好き嫌いがかなり分かれるものでもある。大ヒットした前作がミュージカル映画ではなかったこともあり、その差に拒否感を示した観客も少なくはないのだろう。

現在ホアキン・フェニックスの『ジョーカー』のさらなる続編は計画されていないが、人気ヴィランでもあるジョーカーはDCUシリーズや『ザ・バットマン』への登場が期待されている。情報では『ザ・バットマン PARTⅡ』にてバリー・コーガン演じるジョーカーが再登場するとの情報もある。

僕は正直かなりキツかった。

ゆとぴ

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