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遂にこの日が来ました!
ウォルト・ディズニー社は21世紀FOXが持つ映画・テレビ部門を担当する20世紀FOXのの買収を正式発表しました。
買収額は524億ドル。日本円で約6兆円の大規模買収となりました。これでディズニーはハリウッドの映画市場の約3割を得ることに。
映画・テレビ部門に加えて、Huluの株式30%、ヨーロッパのSkyネットワークの株式、複数の地域のスポーツネットワークも買収されたことになります。
これは歴史的に見ても非常に大きいですね。年末になっておそらく最後のビッグニュースとなりました。
ということで、ディズニー傘下のマーベル・スタジオが展開しているシリーズ「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」に、『X-MEN』が参加することができるようになります。
まだ企画も出来上がっていないと思われるので、共演は先の話になりそうですが、期待はしてよさそうですね。
『ファンタスティックフォー』に関しては以前書いた記事にもある通り、20世紀FOXが配給権、ドイツの制作会社コンスタンティン・フィルムが映画化権を持つという状態は変わらないため、ディズニーが『ファンタスティックフォー』のためにコンスタンティン・フィルムと協力関係にならなければ、すぐの共演は難しいと思われます。
その他、ディズニーは『アバター』や『ザ・シンプソンズ』などの人気作の権利を獲得。
2019年に開始される独自ストリーミングサービスへの強固な地盤となるでしょう。
しかし一方で、アメリカの全米脚本家組合(Writers Guild of America)は、ディズニーによる独占で、脚本家や他のクリエイターの賃金低下の懸念を表明しています。
・Writers Guild of America Slams Disney & Fox Deal
ディズニーの規模だと独禁法抵触一歩手前まで来ていることも確かに恐ろしい。しかしクリエイターに適切な処遇を与えないのは、将来的にもハリウッドの映画産業の衰退につながります。いくら資金があっても作り手がいなけらば始まりませんしね。
その辺りのことをディズニー側も理解しているとは思います(思いたい)。日本に比べたらアメリカの方がこういった対処はしっかりしているので、とりあえずは静観しておきましょう。
いずれにしてもマーベルファンとしてこれは朗報中の朗報!夢にまでみたことが現実になろうとしています。
今までのX-MENシリーズとMCUシリーズをそのままくっつけるのか、リブートするのかはわかりませんが、新たな未来を切り開くことは間違いないでしょう。
懸念材料(デッドプールなどのR指定作品など)もありますが、どうにかファンが納得できる形で対処していってほしいですね。
これからもマーベルから目を離すことができなそうです!
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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