DCUシリーズは作品ごとに”異なるトーン”に ー ジェームズ・ガンが明言

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DCスタジオが新たに展開するシェアード・ユニバース「DCU」は、初の劇場公開作品である『スーパーマン』が比較的高評価を得ていることから、まさに好スタートを切ったと言える。

今後も映画やドラマ、アニメ作品などの展開が予告されているが、IGNのインタビューに応じたDCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督は、DCUシリーズは作品ごとに異なるトーンで制作されると明言した。

どのプロジェクトも独自の個性があることが、私にとって本当に重要なんです。『スーパーマン』はいま制作しているR指定の映画『クレイフェイス』とは全く違います。開発中の『サージェント・ロック』とも全く違う。『スーパーガール』の監督クレイグ・ギレスピーの作る宇宙ファンタジー映画とも違うんです。”

このほかにも、DCコミックスがかつて様々なアーティストやライターによって独自の個性を発揮していたことに触れ、ユニバース内であっても異なるトーンの作品が多く存在していたと語り、DCUシリーズにおいても同様の手法を採用していくと述べた。

これは、ある意味ではシェアード・ユニバース作品の醍醐味でもあり、競合するマーベル・スタジオのMCUシリーズも、異なるトーンの作品を多く擁している。

コメディ、スパイアクション、ファンタジー、スペースオペラなど、多様なジャンルの映画が混在していながら、すべてが同じ世界観で展開されている。

DCUシリーズも同様の方向性で制作が進められるため、『スーパーマン』以降の作品がどのようなトーンになるかは注目である。

2026年には映画『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー』と『クレイフェイス』が公開予定であり、ドラマ『ランタンズ』の配信も控えている。さらに、バットマン映画『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』の制作も予定されており、DCUオリジナルのバットマン作品がどのようなトーンで描かれるのかにも期待したい。

DCUが今後どんなジャンルに手を出していくのか楽しみすぎるぞ!

ゆとぴ

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