DCスタジオ共同代表、契約期間が延長 ー 2027年春まで

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ジェームズ・ガン監督とピーター・サフラン氏が率いるDCスタジオの体制が、少なくとも2027年春までは続くことが分かった。

Netflixによるワーナー・ブラザース買収でDCUの行方を不安視する声も出ているなか、2人の契約延長は「少なくとも当面は今の方針が継続する」という意味合いで受け取られている。

ブルームバーグのレポートによると、ガン監督とサフラン氏のDCスタジオ共同代表としての契約は、当初よりも延びて2027年春まで有効とされている。当初の契約では4年間の2026年10月頃までとされていたが、数カ月延長されることとなる。

Netflixによるワーナー・ブラザース買収の報道後、ファンのあいだでは「DCUは劇場公開から配信中心へ切り替わるのでは」「ガン体制が途中で打ち切られるのでは」といった懸念が一気に噴き上がった。

一方で買収前の契約として存在する2029年まではIMAXなどの劇場公開が法的にも守るべき義務として発生していることも伝えられている。

契約が2027年春まで延長されたことで、少なくともDCU初期ラインナップの評価が見えてくるところまでは、同じクリエイティブトップのもとでシリーズを動かせることになる。報道によれば、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー側も、ガン監督の脚本と初期構想を評価してDCスタジオ代表に起用した経緯があり、Netflix買収後も現時点ではこの判断を維持するスタンスだという。

もちろん、買収の最終合意や今後の業績次第で、2027年以降の体制がどうなるかはまだ分からない。ただファンが想像するような最悪のケースは当面は起きないことがうかがえる。劇場公開の継続や配信とのバランスといった課題は残るものの、DCスタジオとしてはまずガン&サフラン体制のまま、現在のプランを予定どおり走らせることに集中していくことになりそうだ。

どうかこのまま指揮をしていっておくれ

ゆとぴ

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