DCEUシリーズ、今後はマルチバース化の方針へ - 2022年以降は1年に4作品公開の予定も

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

DCEUシリーズは当初、マーベル・スタジオのMCUシリーズのようにマルチバース化の展開を狙ってはじめられたもので、多数のヒーローがクロスオーバーする『ジャスティスリーグ』で大きな転換を迎える予定だった。

しかし出鼻をくじかれる形で初期作品のほとんどは評価的に振るわずに、大きく方針転換を余儀なくされてしまった。
それが功を奏したことで『ワンダーウーマン』や『アクアマン』などの単独作品については大きな成績を上げることができた。

まさに山あり谷ありなDCEUシリーズではあるが、今後の展開は一体どのようなものを計画しているのだろうか?

2022年以降は1年に4作公開も

海外メディアのニューヨークタイムズは、DCフィルムズの責任者であるウォルター・ハマダ氏のインタビューを掲載。今後のDCEUシリーズが目指すべき方針について共有している。

Managing Movie Superheroes Is About to Get a Lot More Complicated

他の誰もこれを試みたことがないと思っています。しかし、観客はマルチバースを理解するのに十分に洗練されています。私たちが良い映画を作れば、彼らはそれに合わせてくれます。』

DCEUシリーズが将来的にマルチバース化を進めていく予定であることが明かされた。
現時点ではMCUでも行われていない(『ドクターストレンジ』続編はマルチバース化の可能性あり)マルチバースによるクロスオーバー。実はDCコミックスのドラマでは以前から積極的に行われているのだ。

大規模クロスオーバー作品である『クライシス・オン・インフィニット・アース』ではドラマ版フラッシュを演じるグラント・ガスティンと、『ジャスティスリーグ』で同役を演じたエズラ・ミラーが共演している。

これはある意味では”お試し”のようなものであり、これが成功したことで映画にも積極的に持ち出していこうというのが今後の展開の映画の要となるようだ。

その足掛かりとなるのが、エズラ・ミラー主演の『ザ・フラッシュ』。今作はすでに1989年公開の『バットマン』でブルース・ウェイン/バットマンを演じたマイケル・キートンが同役で出演することがわかっているのだ。ベン・アフレックが演じるバットマン登場してくることから、1作品で2人のバットマンが登場するというかつてない展開を迎えることになる、注目度の高い映画となっている。

ウォルター・ハマダ氏はさらに、2022年から1年間に4作品のペースで新作映画の公開を予定しているというのだ。それに加えて、『バットガール』やマイケル・B・ジョーダンも製作にかかわっている『スタティックショック』もHBO Maxで配信を計画しているとのこど。

まさにマーベルへ追いつけ追い越せなDCEUシリーズの怒涛の展開。果たして今後どのような作品でファンを楽しませてくれるのだろうか?新しい情報には注目をしておこう。

ゆとぴ

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero