『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』監督、『ザ・カーン・ダイナスティ』の脚本をすべてボツに

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MCUシリーズはマルチバース・サーガのクロスオーバー映画として『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』と『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』の制作を予定している。

この2つの映画を指揮するのは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』を同時に成功させた実績のあるジョー・ルッソ監督とアンソニー・ルッソ監督である。

海外メディアの情報によると、ルッソ兄弟監督は『ドゥームズデイ』が『ザ・カーン・ダイナスティ』として進行していた時期に書かれたマイケル・ウォルドロン氏の脚本をすべてボツしたことが明らかになった。この脚本には『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のジェフ・ラヴネス氏も関わっていたが、最終的に採用されることはなかった。

ウォルドロン氏はこれまでドラマ『ロキ』や『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』を手掛けてきたが、特に後者についてはファンから批判的な意見が多く寄せられた経緯がある。そのため、ウォルドロン氏の脚本に対する否定的な反応を示すファンも少なくない。

一方で『ザ・カーン・ダイナスティ』はシャン・チーがメインキャラのひとりとして描かれていたとの情報もあり、プロジェクトが変更されたことでシャン・チーファンのなかでは嘆く声も聞かれている。

『ドゥームズデイ』では、ルッソ兄弟監督自身が脚本に深く関与しているとされており、単に『ザ・カーン・ダイナスティ』の征服者カーンをドクター・ドゥームに置き換えるだけの内容ではなく、ゼロから新しい物語を構築していることがうかがえる。この再スタートにより、ドクター・ドゥームが中心となり、新たなアベンジャーズがマルチバースの危機に立ち向かう姿が描かれることになるだろう。

脚本の全面的な書き直しは、『シークレット・ウォーズ』の内容にも少なからず影響を与えると予想されている。また、この変更によって『ドゥームズデイ』の撮影開始が遅れる可能性も指摘されている。

ゼロから再スタートを切った本作がどのようなストーリーを展開するのか、注目が集まるところである。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年5月に全米公開予定だ。

ゆとぴ

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