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Disney+ (ディズニープラス)でMCUシリーズの最初のアニメ作品として配信を控えている『WHAT IF…?』では、ソニー・ピクチャーズが映像化の権利を持っているスパイダーマンも登場していることで、ファンの間では権利的な部分がどうなっているのかと心配する声も囁かれていた。
この点について今作の脚本家がスパイダーマンを使用することに決めた際のことを振り返ってくれた。
ややこしいことはマーベルが全部処理
海外メディアのインタビューに答えた『WHAT IF…?』の脚本家であるA.C.ブラッドリー氏は、今作の製作の際にスパイダーマンを使うためにマーベルに問い合わせた時のことを話してくれた。
権利的にややこしいスパイダーマンを使用することに多少の躊躇もありながら、マーベルはブラッドリー氏の背中を押す形でそのままスパイダーマンを登場させることを許可したとのことだ。
一時はソニーとマーベル・スタジオの親会社であるウォルト・ディズニー社の間で契約や収益の問題で決裂しかけたこともあったが、今では良好な関係に戻っていることも伺うことができるだろう。
また『WHAT IF…?』のともにインタビューを受けているプロデューサーのブライアン・アンドリュース氏はストーリーを作る際の条件として、ブラッドリー氏が挙げた「映画と内容が被らないように」ともうひとつの条件に「クオリティ」を求められ続けたとも話した。
これは作品製作を行う上では当たり前の部分ではあるが、そのクオリティのためならばややこしい権利関係も解決させてしまうマーベルの行動力には驚くことばかりだろう。
『WHAT IF…?』のスパイダーマンはおなじみの赤と青のスーツの上にドクターストレンジの浮遊マントを羽織っており、「ゾンビハンター・スパイディ」という意味深な名前を持って登場してくる。その名の通りゾンビを狩るスパイダーマンということになるだろうが、どのようにしてそのような行動をすることになり、そしてなぜ浮遊マントを持っているかも気になるところだ。
注目すべき点が多い『WHAT IF…?』はDisney+ (ディズニープラス)で2021年8月11日より独占配信予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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