『アントマン』マイケル・ダグラス、実質俳優業から引退状態に ー 「意図的に仕事はしていない」

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長年ハリウッドで活躍してきた俳優マイケル・ダグラスは、2025年で81歳を迎える。過去には咽頭がんとの闘病も経験したが、最近Variety誌のインタビューに応じた彼は、事実上俳優業から引退状態であることを明かした。

”2022年以降は意図的に仕事をしていませんでした。もう辞めなければならないと悟ったからです。60年近く、かなり懸命に働いてきたので、撮影現場で突然亡くなるような人にはなりたくなかった。復帰するつもりは全くありません。引退したわけではない。なにか特別なことがあれば復帰する。ただそれがなければ戻ることはないです

マイケル・ダグラスは現在、小規模な独立系映画への出演が予定されているというが、作品の詳細については明かされていない。

それ以降については、インタビューの発言通り「特別なこと」がない限り、彼が俳優として映画に出演することはないだろう。

アメコミ映画ファンにとって気になるのは、やはりMCUシリーズの『アントマン』で演じたハンク・ピム役である。『アントマン』『アントマン&ワスプ』『アントマン&ワスプ:クアントマニア』と出演してきた彼は、シリーズにとって欠かせない存在だった。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも短いながら登場し、MCU世界においても「ピム粒子」を開発した重要人物として描かれている。

また『アントマン』シリーズでは、ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ役を演じたエヴァンジェリン・リリーも、俳優業からの事実上の引退を表明しており、父娘を演じた二人がそろって業界から距離を置いている状況となっている。

もちろん、両者が俳優復帰を果たす可能性もゼロではないが、『アントマン』の新作映画が予定されていない現在、MCUシリーズで再びハンク・ピムとホープに会える可能性は低いだろう。

長く続くシリーズにおいては避けられない俳優たちの離脱だが、今後も名優たちの動向に注目していきたい。

ゆとぴ

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