『キャプテン・アメリカ4』ハルクの登場も検討されていた ー 監督が明かす

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MCUシリーズ最新作の『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、その登場キャラクターや内容から実質的に『インクレティブル・ハルク2』とも称され、2つの作品の繋がりが強いストーリーとなっている。

サディアス・ロスがレッドハルクに変身し、久しぶりにハルクのような大暴れを見せるアクションも楽しめるが、メガホンを取ったジュリアス・オナー監督は、海外メディアのインタビューで、マーク・ラファロ演じるブルース・バナー/ハルクの登場も検討されていたことを明らかにした。

”マーク・ラファロは素晴らしいし、彼が出演してくれたらどんなにエキサイティングなことだろうが、バナーを登場させることで、突然、焦点がサムから離れてしまいます。もちろんその話は持ち上がりましたが、最終的には、これはサムの映画にしたかったと感じたんだ”

ハルクほどの人気キャラクターが映画に登場すれば、確実に主人公であるサム・ウィルソンの物語から焦点がブレてしまうことは容易に想像できる。特に、サムがキャプテン・アメリカとして初めて単独で主演する映画であることを考えると、サムに物語を集中させるのは正しい判断だろう。

”結局のところ、これがサム・ウィルソンの物語だと思っていますし、そのように落ち着いてよかったと思っています。これはサムがキャプテン・アメリカとして初めて映画で冒険する物語です。そして、サムが自分の力だけに頼って困難を乗り越える物語にしたかったのです”

サディアス・ロスをはじめ、サミュエル・スターンズやベティ・ロスは、ブルース・バナーとも関係が深いキャラクターだ。彼が登場することで、本当の意味で『インクレティブル・ハルク2』のような映画になってしまう恐れがあっただろう。
オナー監督のハルクを登場させないという判断は、本作にとって賢明だったといえる。

将来的には、ハルクとレッドハルクの共演やバトルも見たいところだが、現在ハルクについては単独映画の製作がウワサされている。タイトルには『ワールドウォー・ハルク』が挙がっていることもあり、今後の展開に注目しておきたい。

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日より劇場公開中だ。

ゆとぴ

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