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ハリウッドの人気映画シリーズ『007』のクリエイティブ関連の権利を、Amazon MGMスタジオが獲得したことが、同社のプレスリリースで明らかになった。
これにより、『007』シリーズは長年主導してきたマイケル・G・ウィルソン氏とバーバラ・ブロッコリ氏との共同所有という形を取るが、実質的にはAmazonが主導権を握ることになる。
Amazon MGMの代表であるマイク・ホプキンス氏は、次のようにコメントを発表している。
コメントの最後には「世界中の観客に伝説の007の次の段階をお届けることを楽しみにしています」と述べ、Amazonが独自に『007』シリーズを展開していく可能性を示唆した。
今後、新作『007』が映画として劇場公開されるのか、Amazonプライムビデオでの配信映画やドラマシリーズとして展開されるのかはまだ不明だ。しかし、複数のメディアでの展開を視野に入れたプロジェクトが進行している可能性は高いだろう。
今回のプレスリリースでは、バーバラ・ブロッコリ氏も次のようにコメントを発表している。
また、マイケル・G・ウィルソン氏も以下のようにコメントしている。
かつてバーバラ・ブロッコリ氏はAmazonに対して批判的で、「スクリーンでストーリーと感性で神話化されたキャラクターを、アルゴリズム中心のAmazonに任せるのは信用できない」と語ったと報じられていた。また、非公式の場ではAmazonに対して厳しい言葉を発していたとも伝えられていたが、今回の共同所有という形で一転した形となった。
ダニエル・クレイグが『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後にジェームズ・ボンド役から卒業してから、新たなジェームズ・ボンド役は正式に発表されていない。情報によると、アーロン・テイラー=ジョンソンにオファーがあったとの報道もある。
今後、Amazon主体となることで、『007』シリーズがどのような方向に進むのか、今後の動向に注目していきたい。
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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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