ジェームズ・ボンド新作映画、監督候補に『ゼロ・グラビティ』監督 ー すでに交渉中とも

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世界的な人気を誇るスパイ映画『007』シリーズの最新作『Bond 26』が現在企画進行中であり、注目の新作として話題を集めている。

まだ詳細な情報は明かされていないが、同作の監督候補としてアルフォンソ・キュアロン氏が交渉に入っていることが分かった。キュアロン監督はパリで開催された映画関連イベントにて、「現在このプロジェクトについて話し合いが進んでおり、もし実現すれば、自分らしいアプローチでこの物語を再構築したい」と語っている。
公の場でここまで踏み込んだ発言をしていることから、正式決定は近い段階にあるとみられる。

アルフォンソ・キュアロン監督は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』やアカデミー賞作品『ゼロ・グラビティ』などで知られ、視覚表現や緻密な演出に定評のある映画作家のひとり。世界観を重視する『007』シリーズにとっても、彼の手腕は大きな武器となるだろう。

『007』シリーズはこれまで、プロデューサー一家であるブロッコリ家が長年にわたり権利を管理してきたが、現在はAmazon傘下のMGMが実質的に主導権を握っており、劇場映画に加えて配信作品への展開も見据えた新たな戦略が進行している。

前作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』でジェームズ・ボンド役を務めたダニエル・クレイグがシリーズから退いたことで、現在は新たなボンドのキャスティングが注目されている段階だ。果たして次なる007は誰が務めるのか、そしてシリーズの方向性はどのように変化するのか──続報に注目しておきたい。

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。

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