『グリーン・ランタン』監督、映画への後悔を明かす ー 「ライアンが脚本をやったらよかった」

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ライアン・レイノルズの代表作(?)としても知られるDC映画『グリーン・ランタン』

この映画は公開直後から酷評され、最近ではライアン自身が自虐ネタとして活用することでも有名だが、本作でメガホンを取ったマーティン・キャンベル監督が、新作映画『Cleaner』のプロモーションの一環で海外メディアのインタビューに応じ、『グリーン・ランタン』について後悔している点を明かした。

”ライアンは素晴らしい俳優ですよ。実際、映画の制作はとても楽しかったんです。作るのは大変でしたが、彼もブレイク・ライヴリーも、一緒に仕事をするのが本当に素晴らしい人たちでした。ライアンはいつもウィットに富んでいてね、これは別のライターにも言ったんですが、彼が脚本を書いてくれたらよかったのに!きっと素晴らしいものになったと思いますよ”

ライアン・レイノルズは、自身が出演する作品において制作サイドにも積極的に関与することで知られており、直近ではマーベル映画『デッドプール&ウルヴァリン』で脚本はもちろん、キャスティングにも関わっていたことがわかっている。

もし『グリーン・ランタン』でもライアンが脚本に関与していたら、彼らしいユーモアの効いた物語になり、一定の支持を得られた可能性もあるだろう。

また、キャンベル監督は映画の中でヴィランのパララックスとヘクター・ハモンドの繋がりについても、もっと工夫できたのではないかと後悔を語っている。

”パララックスとヘクター・ハモンドをもっと密接に結びつけることができたら良かったと思います。パララックスは顔のついた雲みたいなやつだったでしょ?(中略)やっぱり、キャラクター同士がストーリーの中でしっかり繋がっていてほしいんです。敵役とも何かしら関係があるべきなんですが、脚本ではそうなっていなかった。シネストロやキロウォグといったキャラクターは、原作コミックではしっかりと存在感のある役割を果たしているんですよ。とはいえ、最終的には映画は失敗してしまいました。それはとても残念でしたが、仕方ないですね。これが現実というものです”

ちなみに映画『デッドプール2』では、タイムトラベルしたデッドプールが『グリーン・ランタン』の脚本に納得している様子のライアン・レイノルズを銃殺するというシーンが登場している。

現在、グリーン・ランタンはこの映画以来の実写単独作品として、ドラマ『ランタンズ』の制作が進められている。DCUシリーズのひとつとして展開され、主人公にはアーロン・ピエール演じるジョン・スチュワートと、カイル・チャンドラー演じるハル・ジョーダンが登場する予定だ。

新たなグリーン・ランタンが、この映画の教訓を活かしてどのような作品となるのか、注目しておきたい。

ゆとぴ

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