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2024年に配信された『ザ・バットマン』のスピンオフドラマ『ザ・ペンギン』は、映画の後日談として制作された作品であり、多くのファンがバットマンの登場を期待していた。しかし、結果的にバットマンは本作には登場せず、その理由について本作のショーランナーであるローレン・ルフランク氏が海外メディアのインタビューで語った。
バットマンがゴッサムのすべての犯罪を阻止することができないという点は、ファンの間でも共通認識としてあるが、特に『ザ・バットマン』の終盤で起こった出来事を考えれば、彼が『ザ・ペンギン』での出来事に直接関与しなかったことも納得できる。
映画のクライマックスでは、リドラーの策略によってゴッサム・シティは大規模な水害に襲われ、街中で混乱が発生していた。その後もバットマンは災害の復旧や増え続ける犯罪に対応しなければならず、『ザ・ペンギン』で描かれる出来事に割く時間がなかった可能性が高い。また、バットマンがペンギンの動向を感知していたとしても、まだ静観していたという可能性も考えられる。
さらに、ドラマと映画での視点の違いも、バットマンが登場しなかった理由のひとつとされている。ペンギンが「地の底からゴッサムを見上げる」視点で描かれるのに対し、バットマンは「ビルの上からゴッサムを見下ろす」存在であり、二人の対照的な立場を際立たせるためにも、バットマンをドラマには登場させなかったのではないかと考えられる。
とはいえ、続編映画『ザ・バットマン PARTⅡ』にはペンギンが再登場するとされており、ドラマでの出来事がどのように映画に影響を与えるのかが注目されている。ペンギンは映画でどのような活躍を見せるのか、今後の続報を待ちたいところだ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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