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過去のスパイダーマンやヴィランたちが大集合した映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、その姿が変更されたキャラクターもいくつか存在した。
グリーン・ゴブリンのアップグレードスーツや、エレクトロのビジュアルのコミック準拠などもそのひとつだが、実はドクター・オクトパスもその機会があったことがアートブックのなかで明らかにされており、詳細をマーベル・スタジオのビジュアル開発責任者であるライアン・マイナーディング氏が明らかにしている。
結果的にはそれらのアイディアはカットされ、それを感じさせる演出としては、劇中でアイアン・スパイダーから奪ったナノテクのマシンたちをアームに追加していた。
ただそれはアップグレードということにはならず、ピーターが思うがままにアームを操ることができる機会を与えたに過ぎなかった。
このほかにもドクター・オクトパスには、劇中の常に怒っているような姿以外にも、陽気な姿のドック・オクもアイディアとしてはあったとしている。アームを使ってチョコレートミルクを注いだり、ソファを作ったりするというものとのこと。
さらにはピーターと奇妙な友情のようなものを築くドック・オクのコンセプトアートも描かれている。
当時とは変わらぬ姿で再登場しつつ、以前のような優しく穏やかな姿のドクター・オクトパスを見れる『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はデジタル配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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