『ドクター・ストレンジ』あのキャラの死亡シーンは撮影されていた ー キャストが証言

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MCU映画『ドクター・ストレンジ』は、2016年に公開され、ベネディクト・カンバーバッチが演じるスティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジは多くのファンを獲得した。

そんな映画では実は重要なシーンがカットされていたことが明らかになった。それがストレンジの妹の死のシーンだ。

ComicBook.comとのインタビューで、女優のルル・ウィルソンは、同作で撮影されたが最終的にはカットされてしまった自身のシーンについて語った。ウィルソンが演じたのは、スティーヴン・ストレンジ博士の亡き妹、ドナ・ストレンジだ。

私のキャラクターは死んだんです。(中略)あのシーンが残っていれば、いい瞬間だったし、私にとってもいい経験になったはずなんです。”

続編の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、ストレンジが過去に妹を目の前で亡くしたことを明かしており、その出来事が医者を目指すきっかけになったことを、映画のなかで語っていた。

コミックにも同様の出来事があったが、MCUでもドクター・ストレンジの大きなトラウマのひとつになっていたようだ。しかしそのシーンについては一切に描かれていないと思われていた。

ウィルソンは、再びドナ役を演じる機会があれば、彼女は喜んで引き受けるだろうとも明言した。

もちろんです!誰がそうならないでしょう?そのとき私は5年生で、まだ本当に若かったんです。私がセットにいたのは数日間だけで、具体的に何をしたかは話せません。”

一方、2016年の作品で監督を務めたスコット・デリクソン氏も、この削除されたシーンについて触れ、ドナの死がストレンジが医者にになるきっかけだったと述べた。

“私たちはそのシーンを撮影しました。コミックをよく知っている人ならわかると思いますが、ストレンジは若い頃に妹が溺死するという過去を持っています。それは彼に大きな影響を与え、おそらく彼が医者になるきっかけだったでしょう。”

しかし、デリクソン氏は、シーンが「撮影され」、彼自身が「大好き」であったと述べつつも、結果的にそのシーンは映画に「馴染まなかった」ため、採用されなかったと語った。

これらの未公開シーンが果たして、ファンに明かされる日が来るのかは未だに明確ではないが、Disney+ (ディズニープラス)などの配信サイトの特典として公開されることに期待をしておこう。

また改めてストレンジの過去に触れるとなれば『ドクター・ストレンジ3』の制作にも期待をしたいが、いまのところそういった情報は入ってきていない。

『ドクター・ストレンジ』シリーズは現在Disney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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