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アベンジャーズが敗れ、サノスの野望が叶ってしまったあとの世界を描く『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、成すすべなく半分の人口が消滅した世界で過ごす5年後のヒーローたちの姿が登場しています。
ブルース・バナーはスマートハルクになったり、ソーは引きこもって肥満体質に、そしてトニー・スタークはペッパー・ポッツと結婚して娘モーガンとともに暮らしていました。
しかし今まで多くの作品でトニーとペッパーのロマンスが描かれてきたのにも関わらず、2人の結婚式や妊娠をしている様子が映画で登場しなかったのでしょうか?
その理由を脚本家が明かしています。
大切なのは長期的な影響の後の姿
『アベンジャーズ/エンドゲーム』で脚本を務めたうちの1人であるクリストファー・マルクス氏は、海外メディアのBackstory Magazine誌のインタビューに答え、トニーとペッパーの結婚式やモーガンが生まれるまでの流れを描かなかった理由を明かしています。
・Why Avengers: Endgame Skipped Over Tony and Pepper’s Wedding
5年後という大きな時間の流れによって世界の人々は前に進むものと、そのまま過去に捕らわれるものの2種類が存在していました。トニーやブルースは前へと進み、スティーブやナターシャ、ソー、そしてクリントは大きな後悔を引きずりながら日々を過ごしていました。
そういったキャラクターたちや世界の変化を描くことを目的に5年後という経過を選んだのでしょう。そこにトニーとペッパーの結婚式やペッパーの妊娠といった、あくまでも過程の話は映画にとって本質的に必要ではなかったことをマルクス氏は明かしています。
ファンとしてはもちろん結婚式は見てみたいと思いますが、3時間でも内容がぎっしりと詰まっている『エンドゲーム』ではやはり余裕はなさそうです。
今後どこかの作品で語られるかもしれませんが、現状ではトニー役のロバート・ダウニーJr.や、ペッパー役のグウィネス・パルトローはMCUシリーズを卒業しています。カメオ出演ならば望みはありそうですが、大きく取り上げられることはないのかもしれません。
多くのヒーローたちの変化を見ることができる『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年9月4日にDVD&Blu-rayが発売予定です。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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