『アイズ・オブ・ワカンダ』はなぜアニメ作品になった? ー ショーランナーが理由を明かす

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MCUシリーズの『ブラックパンサー』のスピンオフ作品として配信予定のアニメ『アイズ・オブ・ワカンダ』。本作は過去のワカンダを舞台に、ハトゥット・ゼラゼ族と呼ばれる戦士たちが世界中で奪われたヴィブラニウムを回収する物語となっている。

『ブラックパンサー』シリーズとしては初めて過去のワカンダを描く作品となるが、本作のクリエイター兼ショーランナーであるトッド・ハリス氏は、なぜ『アイズ・オブ・ワカンダ』がアニメ作品として制作されることになったのかについて、海外メディアのインタビューで語った。

“アニメーションは、究極的にロケーションを平等化することができます。(実写の場合)エジプトで撮影するにはニューヨークで撮影するのと同じだけの費用がかかり、月を舞台にするのもオハイオと同じくらい費用がかかります。世界中で撮影するにはさまざまな制限があるのです。(アニメーションは)その自由さのおかげで、人類の歴史に影響されていない時代の理想的なワカンダをクリエイトすることができました。”

本作の舞台が世界各地に及ぶことや、ヴィブラニウムを巡る冒険を描くためには、実写での制作にはかなりの時間と予算が必要になると考えられる。そのため、こうした制限をなくすためにも『アイズ・オブ・ワカンダ』はアニメーションとして制作されることになったようだ。

物語の中心となるハトゥット・ゼラゼ族は「ワカンダのCIA」とも表現され、国を守るために密かに行動してきた歴史が本作で掘り下げられる。これらの設定が今後の映画作品にどのような影響を与えるのかも注目される。

『アイズ・オブ・ワカンダ』は、ワカンダの歴史を知る良い機会となる作品だろう。全4話構成で、2025年8月6日(米国)よりDisney+ (ディズニープラス)で配信予定だ。

ゆとぴ

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