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DCUシリーズの映画として公開され、大ヒットを記録している『スーパーマン』は、概ねファンから高い評価を得ており、デヴィッド・コレンスウェットが演じる新たなスーパーマンを支持する声も多く集まっている。
一方で、一部のシーンにおいてはファンの間で賛否が分かれており、特にスーパーマンが感情を露わにして怒りを見せる描写が議論の対象となっている。
たとえば、恋人ロイス・レインのインタビューにスーパーマンとして応える中で、クラーク・ケントは自身が紛争に介入したことを非難され、それに対して「多くの市民の命が消えかけていた」と正当性を声を荒らげて訴える場面がある。
またラストでレックス・ルーサーと対峙するシーンでは、自らが他の人間と同じく過ちを犯す存在でありながらも、最善を尽くそうとしていることを感情的に語る姿も描かれている。
これらの描写について、映画を指揮したジェームズ・ガン監督はピクチャーハウスのインタビューにて、「完璧なスーパーマン」は目指さなかったと語っている。
デスクを投げるシーンは、愛犬クリプトがルーサーによって誘拐されたことを知ったスーパーマンが、話をはぐらかすルーサーに詰め寄る場面であり、怒りをあらわにしてデスクを吹き飛ばすという描写になっている。
本作におけるスーパーマンは、感情的な一面が多く描かれており、それによって人間らしさが強調されている点も、本作の特徴の一つとなっている。
ガン監督は、肉体的には最強の存在であるスーパーマンを、精神的には普通の人間と変わらない視点で描いており、そうしたアプローチが今回のスーパーマンが多くのファンに支持される要因となっているのかもしれない。
超人の感情も繊細に描く『スーパーマン』は、2025年7月11日より劇場公開中だ。

この考えがしっかり表現出来てるのが素晴らしい

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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