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DCスタジオの映画『スーパーマン』をめぐり、ジェームズ・ガン監督が“最も物議を醸した変更”について語り、その方針は今後も後付的に変えるつもりはないことを明言した。
ガン監督は、本作のオーディオコメントの場でこの決断を解説し、反発は織り込み済みだったと振り返っている。
この変更というのは劇中でスーパーマンことカル=エルの出自にかかわるメッセージを指す。
従来の物語ではクリプトン星の科学者ジョー=エルとララが、滅びゆく星の運命と息子への愛のために彼を地球へ送り込むが、本作ではレックス・ルーサーが発見するホログラム映像から、ジョー=エルの動機が地球の“征服”を目的としたものだったことが示された。
監督は、この改変はDCU全体の物語上のうねりを強めるための選択であり、スーパーマン自体の“核”を傷つけるものではないと強調した。
監督はまた、「政治的だ」との批判に対しても、物語の倫理や価値観の衝突を描く意図は一貫しており、表現を後から修正する予定はないと明確にしている。
またジョー=エルがコミックなどでは必ずしも全てに対して慈悲深い人物として描かれてきたわけではないと言及している。
映画の中では両親のメッセージが偽造ではないかとの憶測も渦巻いていたが、これが本物であることが強調されており、ガン監督の言う通りスーパーマンのクリプトンの両親は地球侵略を目的としていたことは間違いないのだろう。
今後もこの設定に変更はないとしているが、将来的には再びこの出来事について扱う作品も出てくるかもしれない。スーパーマンのオリジンに関わる物語がどのような方向へと向かうか注目だ。

変更の理由もそれなりに説得力があるのがガンっぽいですね

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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