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MCUシリーズのなかでも名作と名高い映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
公開から二年近く経った現在でも話題が尽きること無い今作だが、制作当時は数多くのコンセプトアートが制作されており、その殆どが使用されることなくお蔵入りとなっている。
そんな中で今作のアーティストの一人がボツとなったコンセプトアートを複数公開しており、スパイダーマンとドクターストレンジが、『スパイダーマン・トリロジー』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズの数々のシーンを舞台にバトルを繰り広げるようなイラストが確認されている。
中には『スパイダーマン』の序盤で賞金目当てで地下格闘技に参加したピーター・パーカーのシーンに割って入るように、ストレンジとスパイダーマンがバトルを繰り広げたり、『アメイジング・スパイダーマン2』のあの時計塔のような場所でのバトルなど、ファンならばあっと思うような場所で戦いを繰り広げている。
イラストを確認する限りだと、どうやら二人は『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』に登場したヴィシャンティの書を巡って争っているようだ。
おそらくこのコンセプトアートが制作されていた当時は、まだ映画の公開順が『ドクターストレンジMoM』の方が先だった頃のようで、そのためにヴィシャンティの書が登場しているのだろう。
実際の映画ではストレンジの魔術が封じられたボックスを巡っての戦いだったが、その舞台はストレンジが作り出したミラーディメンションの内部のみだった。
どのような方法で二人が他の映画のシーンを舞台に戦うことができるのかは謎だが、『ノー・ウェイ・ホーム』にはマルチバースへの行き来ができるアメリカチャベスも登場する予定だったことから、彼女も何らかの形で関与していたのかもしれない。
多くのシーンが検討されていた『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はデジタル配信中だ。
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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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