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MCUシリーズの最新作として公開され、R指定ながらも世界中で大ヒットを記録している映画『デッドプール&ウルヴァリン』。
今作は20世紀FOXが制作してきた『X-MEN』シリーズをベースにしながら、ライアン・レイノルズ演じるデッドプールとヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンがそのままの形で、MCU世界に導入されている。
ここから正式にFOXのX-MEN世界が合流することとなったが、これについてライアン・レイノルズは今作がデッドプールのMCU入りを描いただけの映画ではないとコメントをした。
This isn’t just Deadpool saying ‘Oh, Hello’ to the MCU. It’s Deadpool – and Hugh, Shawn and me – saying farewell to a place and an era that literally made us. We are forever grateful to the fun, weird, uneven and risky world of 20th Century Fox. It was our origin story and we… pic.twitter.com/bvrp3cTote
— Ryan Reynolds (@VancityReynolds) July 27, 2024
このコメントと同時に2015年のイベント時に撮影された『X-MEN』の主要キャストの写真を投稿している。
映画を鑑賞したファンならばこの言葉を理解することができるだろう。
FOXがウォルト・ディズニー社に買収されたことで、『X-MEN』のようなマーベル映画は蔑ろにされるのではないかと懸念していたファンも多い。特にR指定であるデッドプールが、ディズニー社傘下に入ることでマイルド化してしまうと懸念していただろう。
しかしそれは取り越し苦労であった。
『デッドプール&ウルヴァリン』はR指定映画として公開され、FOX時代に築き上げてきたエッセンスを無くすことなく、彼ららしい物語と表現をふんだんに盛り込んでいた。
それだけではなく、20世紀FOXが紡いできたマーベル映画の物語にも多くのリスペクトが込められ、それと同時にひとつの時代が終わる別れを告げるような作品でもあった。
まさにライアン・レイノルズの言う通り、これをMCUシリーズでやらせてくれたマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏やディズニー社には感謝すべきところだろう。
MCU以前のマーベル映画としてはこれ以外にもソニー・ピクチャーズのスパイダーマンシリーズが存在するが、これについても『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でクロスオーバーしており、今作とも合わせてみれば現在のマーベル・スタジオが過去のマーベル映画へのリスペクトを持ったうえで作品制作をしていることがうかがえる。
ライアン・レイノルズのFOXマーベル映画への愛がこもった『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日より劇場公開中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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