『プレデター:バッドランド』、『ザ・プレイ』ナルとのバディもの構想があった ー 監督が明かす

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『プレデター』シリーズの最新作『プレデター:バッドランド』には、当初『プレデター:ザ・プレイ』の主人公ナルを再登場させ、プレデター側の若き戦士デクと“バディ”を組ませる構想があったという。

ダン・トラクテンバーグ監督はScreenTimeとのインタビューのなかで、ナル再登場案を検討した事実を認めつつ、最終的には別の狙いを優先して見送ったと語っている。

”ティアになる前はナルとのペアも考えたんだ。でも「プレデターが主人公で、人間が出ない」という前提をやりたかった。だからナルの再登場は、もっと先でクールな形にしたいと思った”

ナル案ではデクの相棒ポジションが人間キャラクターになるが、最終的にはウェイランド・ユタニ社のアンドロイドであるティア(エル・ファニング)に変更され、物語の視点とテーマが再設計された。

このことにより従来までの「人間対プレデター」の構図から大きく舵が切られたことも本作の大きな特徴でもある。

設定的には『ザ・プレイ』は紀元前の地球が舞台となっているが、『バッドランド』は近未来の別の惑星が舞台となっている。時系列的にどの程度離れているかは気になるところだが、アニメ『プレデター:最凶頂上決戦』のラストから考えれば、将来的に何らかのつながりが用意されるかもしれない。

『プレデター:バッドランド』は2025年11月7日より日本公開予定だ。

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ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

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