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大阪コミコン2023 2日目、ミリー・ボビー・ブラウンがトークセッションに登壇!
ファンと直接交流では、質問に丁寧に答えるだけでなく、『ストレンジャー・シングス』の撮影でのエピソード、台本にない即興のシーンについても話してきくれた。また、新作モンスターバース映画についても言及もした。
彼女は、日本のファンにも近いうちにまた会いたいと、日本のファンへの感謝の気持ちをコメントしてくれた。
杉山すぴ豊(以下、すぴ豊):「2日目のトリは、この方!Ms.ミリー・ボビー・ブラウン!」
すぴ豊:「まず日本のファンに一言お願いします!」
ミリー・ボビー・ブラウン(以下、ミリー):「皆さんこんにちは!」
すぴ豊:「今回はミリーさんからアイディアで、今日は会場にいるファンから直接質問をしてもらおうとなっていますので、ミリーさんと直接コミュニケーションを取っていけます!よろしくお願いします!」
すぴ豊:「ミリーさんといえば『ストレンジャー・シングス』ですが、ここまで大ヒットした秘密は何だと思いますか?」
ミリー:「ドラマの人気の秘密は、多くの人が共感できるところですね。80年代ということで、親世代や子供世代、そしてキャラクターがティーンエイジャーのポップストーリーも楽しめるので、自分と共通している部分が見つけられるからだと思います」
すぴ豊:「エル/イレブンを演じる上で気をつけていることはなんですか?」
ミリー:「エルとのつながりを感じるものは、彼女には強さとともに弱さもあります。弱さがなければ人とのつながりが出来ないと思います。愛やパワーなど、人と人とのつながりや絆が、私との共通点だと思います」
すぴ豊:「『エノーラ・ホームズの事件簿』ではプロデューサーとしても関わっていますが、制作面にも今後関わっていくのでしょうか?」
ミリー:「もちろんです!プロデュースにも熱意をもって取り組んでいます。スクリーンに登場するのと同じだけ、スクリーンの外からキャラクターの話をすることにも関心があります。女性にはボーダーがないんです。これまでにも素晴らしい女優である、ジョディ・フォスターやアンジェリーナ・ジョリーも、女優である一方で、プロデュースをしていました。そういった前例から、役を演じるだけでなく、プロデューサーや監督業にも影響を受けました。女性は何でも出来るパワーというものを見せられる、素晴らしい機会に恵まれたと思います。」
すぴ豊:「日本ということで、ミリーさんが『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』に出演したことに感激したファンも多いんですが、ゴジラとの共演や感想はいかがでしたでしょうか?」
ミリー:「アメイジングな機会でした。ゴジラは多くの人に愛されている映画で、特にアジアのカルチャーのなかではとても愛されています。最初は13歳のときに演じましたが、前はこうなるとは夢にも思いませんでした。アメリカでゴジラはビッグな人気ですが、日本ではレベチですね。実はゴジラが一番好きな怪獣ではなくて、モスラなんです。モスラの映画にも出たいですね」
すぴ豊:「次は会場のファンからの質問をしていただこうと思います!」
ファン:「かわいい服を着られていますが、自分で選んでいるんですか?」
ミリー:「もちろんそうです!今回もフィッティングルームで衣装を選んでいると、大阪、日本ということで、ブライトな赤にしようと思いました」
すぴ豊:「初日の赤い衣装も大歓声でしたからね!」
ファン:「日本に来て一番印象的な食べ物や、印象的だった出来事はなんですか?」
ミリー:「このイベントがとても印象に残っていますし、皆さんにお会いしたり、フォトセッションやサイン会で、皆さんからもらえるエネルギーや歓声は、世界中どこにも無いと思っています。そこが印象的でした」
すぴ豊:「日本での印象的なものがファンというのも素晴らしいことですね!」
ファン:「『エノーラ・ホームズの事件簿2』でのダンスシーンが好きで、ルイス・パートリッジの役と踊るシーンの裏話や、ジェイク・ボンジョヴィ(婚約者)と気まずくなりませんでしたか?」
ミリー:「そんなことはないです(笑)ダンスシーンでは、ワルツを学ばなければなならなかったです。ダンスは苦手ですが、ルイスがうまくリードしてくれました。それ以外にも5ページほどのやりとりも大変でした。あとジェイクは全然気にしていないし、私も、ルイスも気にしていないです。みんな友達です!」
ファン:「会場のファンを公認で、ヘルファイア・クラブに入れてくれますか?」
ミリー:「残ながら私も入れていないので、自分のクラブを作って皆さんを入会してもらえればと思います!」
すぴ豊:「全員がミリークラブだと思いますよ!」
ファン:「『ストレンジャー・シングス』での共演者はどのような存在ですか?」
ミリー:「私たちは映画のセットのなかで、共演者と共に成長していきました。ただ忘れがちなのがスタッフたちも家族同然になっています。ポジションの位置を調整する人や、髪のメイク、音声など、全てを支えてくれています。その方々とのつながりが強くなっています。学校には行けていないので、ドラマが私にとっての高校のようものでした。これもアメイジングな体験でした。スタッフはシーズン1から4までずっと変わらず、10歳の頃から知っている方々と一緒に成長していけました」
すぴ豊:「ドラマでキャラクターと同じく青春を感じているファンも多いと思いますね」
ファン:「モンスターバースの新作『ゴジラxコング:ザ・ニュー・エンパイア』について、なにか関わっていたら、どこまで制作が進んで、どんな作品になるのかわかりますか?」
ミリー:「なにもわからないんです、ゴジラからはクビになりました(笑)冗談ですが、すでに『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』『ゴジラVSコング』に出演しましたが、素晴らしい映画でした。そのあとは『エノーラ・ホームズ』や『ストレンジャー・シングス』の撮影もあって、私の役割は終わったかもしれないですが、オファーがあれば出演します」
すぴ豊:「ミリーさんが出演しなかったら、ゴジラは負けてしまうかもしれないですね(笑)」
ファン:「ご結婚をされるとのことで、どこで結婚式やプランはありますか?」
ミリー:「まだ決めてないんです、日本かな?まだいつかどうかもわかっていないですが、ジェイクがいればパーフェクトなのは間違いないです!」
ファン:「『ストレンジャー・シングス』がシーズン5が最後だと思いますが、撮影に向けた意気込みを教えてください」
ミリー:「とても興奮しています!カムバックできることを嬉しく思いますし、イレブンというキャラクターに終わりを告げるのは悲しいですが、自分のキャリアの新しい扉を開いていく上で、卒業するのは大事なことだと思っています。ただイレブンはずっと私の一部だと思っています」
すぴ豊:「ドラマが終わっても、皆さんはミリーさんの作品を見続けてくれますよね!」
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ちびっこ:「I LOVE YOU!映画のなかで一番難しかったシーンはなんですか?」
ミリー:「たくさんです!難しかったシーンは『ストレンジャー・シングス』シーズン4でローラースケートを履いているシーンで、アンジェラに押されるシーンが難しかったですね」
ファン:「台本にない、即興のシーンはあったりしますか?」
ミリー:「あります!撮影が難しいシーンはたくさんありますね。そういうシーンで即興でやることはありますね。『ストレンジャー・シングス』は少ないですが、『エノーラ・ホームズ』の方が多いですね。
イレブンでは自然に出たものがそのまま使われたシーンもあります。初期に髪を剃ったシーンでは、監督が声をかけてくれたんですが、「全然大丈夫!」と答えて、イレブンを演じる決意をしました。その際に監督に「パワーを使うときはどんなポーズをするの?」、手をかざしたアイディアがそのまま使われましたし、シーズン2では違うことをやろうということで、両手に変えました。これも直感です。その後に『スター・ウォーズ』のヨーダに影響されて、より静かな感じでパワーをつかうようなものになっていきました。これが私たちの直感から来たシーンでした」
すぴ豊:「ぜひとももう一度『ストレンジャー・シーングス』見てみましょう!今回はファンとの質問の交流のアイディアありがとうございます!本当に素晴らしい時間でした!」
ミリー:「また近々日本のファンのみなさんに会えたらと思っています!」
ミリー・ボビー・ブラウンは、当初の予定よりも長くトークセッションをしたい、ファンと直接交流がしたいとのリクエストで、今回のステージが実現した。まさにファンを大切にする彼女の姿勢を見ることが出来たトークセッションだった!
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。