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興味深いデータが海外メディアより伝えられている。
ウォルト・ディズニー社が抱える人気IPであるマーベルとスター・ウォーズは、いずれも世界中に多くのファンを持つシリーズで、日本においても新作が公開されるたびに大きく話題となることは印象に残っているだろう。
そんな2つのブランドのファンについて、海外メディアのThe Wrapは主に主に実写作品におけるファンの人口統計調査を行い、その結果を報告している。
要約するといずれも男性ファンの比率が多いことには変わりはないが、マーベルの方が女性ファン層が多いことが報告されている。
スター・ウォーズについてはオリジナル三部作の公開時期も関係していると思われるが、男性が70%以上で年齢層も高い。60%ほどが30歳以上であると伝えている。
マーベルについては『エージェント・カーター』や『ジェシカ・ジョーンズ』、そして『ロキ』の視聴者の6割ほどが女性視聴者であると伝えている。
いずれも主に女性ヒーローが活躍する作品ではあるが、必ずしもその方程式が成り立つわけでもなさそうだ。
現に『マンダロリアン』は比較的女性視聴者も多い作品となっているが、『アソーカ』ではそういった傾向はないとのこと。マーベルの『エコー』についても主に男性視聴者の方が多い(80%以上)と報告されている。
これらの報告からスター・ウォーズは若いファン層の獲得に苦労していることも示唆されている。現在配信中のドラマ『アコライト』も新三部作に関連したものであることから、あまり新規のファン層の獲得には期待できないのではないかとも予想されている。
マーベルについてはMCUシリーズの公開もあり、比較的若い層も獲得できているが、ライト層も多いことが考えられるため、どの程度ファンを定着させることができるのかが課題かもしれない。
長所も短所も見えてきた今回のマーベルもスター・ウォーズのファン層の調査。今後2つのブランドがどのような戦略を打っていくかも注目しておきたいところだ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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