『ローガン』脚本家、『デッドプール&ウルヴァリン』あのシーンに言及 ー 「楽しい時間だった」

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※この記事には『デアデビル&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズとして公開され、R指定映画ながらも世界中で大ヒットを記録した『デッドプール&ウルヴァリン』

今作は2017年の映画『ローガン』をもってウルヴァリン役を卒業していたヒュー・ジャックマンが、再びウルヴァリン役として出演をしたことでも話題となっていたが、名作として名高い『ローガン』のラストを台無しにしてしまうのではないかとも危惧されていた。

しかし『ローガン』の出来事は無かったことにはならず、ローガンの死がひっくり返ることはなかった。

映画の冒頭ではデッドプールが埋められたローガンの骨を掘り起こすシーンがあったが、このシーンについて『ローガン』の脚本家であるマイケル・グリーン氏海外メディアのインタビューで言及をしている。

”前もっていろんな人から、『デッドプール&ウルヴァリン』のオープニングについてどう感じるかはわからないよと警告されていたんだ。なんとなく何が起こるかはわかっていた気持ちでいたけど、まさかあそこまでやるとは思わなかったよ。(中略)彼らは『ローガン』の結末を変えようとしているというよりは、これほどの映画ほどのものを作ろうとはしていない気がしました。それこそ大きな賛辞で、褒め言葉以外のなにものでもないと感じました

また実際に劇場でそのシーンを見た感想についてもグリーン氏は述べている。

とても楽しい時間だった。満員の劇場で見たので、みんながそれに夢中でした。最高です。素晴らしい作品でした”

劇中ではローガンの骨を掘り起こしたデッドプールが、アダマンチウムで出来た骨を利用してTVAの追手を次から次へとなぎ倒していくシーンが展開され、そのアクションシーンと同時にイン・シンクの『Bye Bye Bye』で踊るデッドプールの姿がバズったことでも話題となっていた。

ローガンの骨を掘り起こした理由としては、デッドプールが住むアース100005は、その世界の主軸となる存在がローガンであり、ローガンが死亡したことで、世界が緩やかに破滅に向かっていることを、TVAのエージェントのパラドクスから聞かされたためだ。

さらにパラドクスは数千年も待つことに耐えられず、タイムリッパーという装置を使って数時間で世界を消滅させようとしていたことから、デッドプールは急いでローバンの墓を掘り起こしたのだ。

ちなみにグリーン氏は同じくライアン・レイノルズが主演した映画『グリーン・ランタン』でも共同脚本を務めており、『デッドプール』と『デッドプール2』では大きくコケたこの映画を自虐するのも恒例になっていた。

しかし今回の映画では『グリーン・ランタン』には触れられていないため、「あのジョークがなくてなによりありがたかった。あの責任は僕もあるからね。名誉のバッジとして身につけておかないと」とジョークを飛ばした。

映画『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日より劇場公開中だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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