本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
ソニー・ピクチャーズが展開してきたソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)シリーズの実質的な最終作として公開された『クレイヴン・ザ・ハンター』だが、本作は『マダム・ウェブ』よりも低い興行収入を記録し、シリーズ最大の失敗作と評価されている。
ただし、映画の内容自体はそこまで批判的な意見を受けていない。SSUシリーズ終了の報道や、シリーズ全体の方針の不確実性が映画の評価に影響を与えたと考えられる。
そんな中、本作のコンセプトアートを担当したアーティスト、ジュール・ダリウラット氏がカットされたシーンのコンセプトアートを共有した。このアートには、ヌルによって倒されたシンビオートの死骸が写る別の惑星と思われるシーンが描かれていた。
このシーンが映画にどのように組み込まれる予定だったのか、またなぜカットされたのかは明らかではない。一説によれば、『クレイヴン』と『ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス』の公開スケジュールが逆だった頃に計画されていたシーンである可能性がある。また、SSUシリーズが継続する前提で、『ヴェノム4』や『スパイダーマン4』、さらには『シニスター・シックス』につながる伏線として用意されていたとも考えられる。
いずれにしても、このシーンがカットされたことでSSUシリーズ間のクロスオーバーは実現することなく終わった。まだ回収されていない伏線も多いが、一部の噂では『スパイダーマン4』にエディ・ブロックとヴェノムが登場するとされている。SSUシリーズで唯一三部作が公開され、人気を博したキャラクターだけに、今後どのように扱われるのか注目されている。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】