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DCスタジオはジェームズ・ガン監督とピーター・サフラン氏の両代表によって、新たにシェアード・ユニバースシリーズのDCUが2025年より本格スタートする予定で、DCEUシリーズからの反省を受けて新ユニバースが始まることとなる。
さらにジェームズ・ガン監督は元々、マーベル・スタジオのMCUシリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』三部作を手掛けており、それらの実績によってDCスタジオではシリーズ全体を統括する役割も担っている。
最近海外メディアのインタビューに答えたガン監督は、自身の経験からDCUとMCUの大きな違いについて明らかにした。
このシェアード・ユニバース物の大きな特徴でもありながら欠点とも言えるのが、全ての作品を見なければ全体像を掴むことが出来ないというところだろう。
ひとつでも作品を見逃すことで、そこで起きた出来事の影響やキャラクターが誰なのかと混乱する原因ともなり、ついていけないファンはさらにシリーズを追うことが難しくなってくる。
特にMCUでは配信ドラマでの展開もあり、映画とも密接にリンクしていることからも全作品を追えるファンは少なくなっている。
そういった欠点を繰り返さないようにも、DCUでは全てを見ずとも、単独で作品が楽しめるように取り組むとガン監督はコメントしている。
さらにこれもDCUとMCUの大きな違いとして、DCUは満足の行く脚本ができない限りは、製作発表が行われたとしても製作はスタートしないとされている。反対にMCUは数年先までのリリーススケジュールをファンに示しており、それに合わせて製作が進んでいることから、この点についてもだいぶ方向性の違いがある。
こういったDCUの取り組みについては、いままでのシェアード・ユニバースの欠点を補いつつも、逆に世界観の繋がりを感じるような魅力が落ちてしまうリスクもある。このコントロールを如何にして行っていくかが、今後のDCUの展開のカギとなっていきそうだ。
DCUシリーズは2024年末にアニメ『クリーチャー・コマンドーズ』が配信され、2025年7月11日に『スーパーマン』が全米公開予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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