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ここ数日はエズラ・ミラー主演の『ザ・フラッシュ』に、実に30年ぶりとなるマイケル・キートンのバットマンが登場するという噂がにわかに立ちはじめ、過去のバットマン映画に思いをはせているファンも多いことでしょう。
マイケル・キートンの『バットマン』といえば、どうしても名優ジャック・ニコルソンが演じたジョーカーを想起してしまいます。
そんなジャック・ニコルソンはジョーカーを演じるにあたり、ティム・バートン監督と衝突していたことを明らかにした。
『コミックではそこまで明るくない』
ハリウッドの名優であるジャック・ニコルソンは、海外メディアのハリウッドレポーターの特集記事を介して、『バットマン』撮影時に、ジョーカーの髪色についてティム・バートン監督と揉めていたことを明らかにした。
・‘Batman’: The Joker’s Makeup Design Was No Laughing Matter to Jack Nicholson
特集ではジョーカーの外観には多くの配慮が払われたことを明かし、バートン監督はジョーカーの髪色をもっと明るい緑色にしたいと望んでいたが、ニコルソンはそれに同意せずに、明るすぎる緑色の髪は必要ないと主張した。
彼の説を裏付けるためにもコミックを読んだニコルソンは次のようにコメントした。
またニコルソンは『そのようなレベルのピエロを望んでいない』とも述べた。
最終的に採用されたのはそこまで明るくはない緑色で、ニコルソンの主張が正しいことを証明した。ティム・バートン監督がどれほどの明るさを望んでいたかは今となっては分からない。
ちなみにジャック・ニコルソンは特殊メイクで肌に使う接着剤であるスピリッツガムのアレルギーがあることを明かしており、当初は自力でジョーカーの笑顔を再現しようとしてが、結局諦めて特殊メイクを施すことを決めたことも明かしている。
30年以上前の撮影現場の裏話が聞けるのは楽しいことこの上ない。この情報を頭に入れながら再度映画を鑑賞するのもいいかもしれない。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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