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米国で公開されたDC映画最新作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』。ストーリーに対しては映画批評家や観客を含めて高評価を得ており、大ヒット間違いなしかと思われていました。
しかし数字で見ると当初予想されていた初週興行収入5,000万ドルからは大きく下回り、3,300万ドルに着地しています。
この状況へのテコ入れなのか、大手劇場チケットサイトでのタイトルとが『Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)』から『Harley Quinn:Birds of Prey』へと変更され、より観客に映画の内容を分かりやすくしたものとなっています。
タイトルの変更理由について、製作会社であるワーナーブラザースが公式にコメントをしています。
検索最適化のため
ワーナーブラザースは『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の原題を変更した理由について、チケットサイトでの検索最適化(SEO)を意識したものだと回答しました。
・Birds of Prey’s Box Office Numbers Don’t Tell the Whole Story
「ハーレイ・クイン」という最も観客が反応して知名度もある名前をタイトルの前に持ってくることによって、検索システムで発見されやすくしたとのこと。原題では最後尾に位置しているためやむを得ない変更だったのかもしれません。
邦題では変更後のタイトルのように最初からハーレイ・クインの映画であることを押し出したタイトルにされているため、日本では比較的マーケティングが上手くいっているように見えます。
ストーリーやキャラクターは称賛されているものの、興行収入がいまいち振るわない今作。しかし世界に目を向けるとすでに8,100万ドルを上げており、製作費として推測される8,300~1憶ドルに近づいているといわれています。おそらく今後ファンによる口コミでさらに客足が伸び、損益分岐点を超えていけば十分に大ヒットといえる状況になるでしょう。
日本では3月20日に公開を控えた『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』。果たしてどのような結果になっていくのか?今後の情報に注目していきましょう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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