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MCUの初期作品として有名な映画といえば『アイアンマン』ですが、あまり話題には上がってこない『インクレティブル・ハルク』も存在しています。
エドワード・ノートンがブルース・バナー/ハルク役として主演し、続編や『アベンジャーズ』への登場も示唆されていました。ただ実際に公開された『アベンジャーズ』でブルースを演じたのはマーク・ラファロでした。
降板の理由についての明確なものはありませんが、エドワード・ノートンとマーベル・スタジオの不和によるものが濃厚で、現在でもそのしこりは残っているようです。
エドワード・ノートンは最近海外メディアのインタビューに対して、実際には続編の計画もあったことを明かしています。
突然計画は消滅
『インクレティブル・ハルク』で主演したエドワード・ノートンはニューヨークタイムズ・マガジンのインタビューに対し、マーベル・スタジオとの間でハルクの続編計画の話し合いをしたことを明らかにしました。
・The disruptive world of Edward Norton.
エドワード・ノートン自身は当初ハルクの作品の拡大についても前向きであったことがうかがえますが、撮影が始まるとザック・ペン氏による脚本が気に入らなかったためか、自ら改稿を加えていたことも明らかになっています。
脚本に対する彼の意見もマーベル・スタジオ側は耳を貸さなかったともいわれており、当初から2者間には不穏な空気が流れていたことが推測できます。
結局のところマーベル・スタジオはエドワード・ノートンの降板に対して『金銭面ではなく、俳優自身の協調性や創造性の問題』とコメントしており、最後もで仲たがいのまま映画が製作されたこともうかがうことができます。
マーク・ラファロ演じるハルクは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』までメインキャラクターとして活躍し、今では多くのファンを獲得しています。ただラファロ版ハルクの単独映画の話はいまだに存在しません。一つの大きな理由にはハルクの配給権を持つユニバーサル・ピクチャーズとの関係ともいわれていますが、ほかにも足かせになっているものがあるのかもしれません。
ハルクと大きく関係のある『シー・ハルク』はDisney+ (ディズニープラス)にて単独ドラマ化が決定しています。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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