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※この記事には『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
MCUシリーズの映画として公開され、世界中で大ヒットを記録している『デッドプール&ウルヴァリン』。
低迷が続いていたMCUに、まさに”マーベルの救世主”となったデッドプールがマルチバースを舞台に活躍していく物語になっているが、今作には多くのデッドプールの変異体も登場している。
予告の時点ではドッグプールやレディプールの登場が明らかになっていたが、今回キャスティング情報からそれらのデッドプールの変異体を演じたキャストが明らかになった。
ドッグプール ― イギリスで最も醜い犬・ペギー
ドッグプールを演じるのは見出しにあるとおり、イギリスで最も醜い犬のチャンピオンであるペギーだ。
デッドプールの変異体であるドッグプールを演じるうえではこれとないキャスティングだろう。まさに大出世だ。
劇中でのドッグプールは、ナイスプールが飼っている犬のようで、メスであることもわかっている。デッドプールのことをやけに気に入っており、ラストではドッグプールと名付けられてウェイドの家に迎え入れられた。
ナイスプール ― ライアン・レイノルズ
ナイスプールは虚無空間にいたデッドプールの変異体で、最初に接触した変異体だ。
その名の通り顔はきれいなままであり、やたらとキザなで鼻につく感じが特徴のイケメンヒーローとなっている。
演じたのはそのままライアン・レイノルズで、終始マスクをすることはなかった(というよりイケメンが特徴なのでマスクはないのかも)。
ちなみに吹き替え声優に対はデッドプール役の加瀬康之氏ではなく、子安武人氏であった。日本語吹き替えでは差別化されたキャスティングがされている。子安氏のキャスティングについては、おそらくアニメ『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』でデッドプールの声優を務めた縁なのではないかと推測されている。
映画でのナイスプールはクライマックス直前でドッグプールを追いかけてワームホールを通りデッドプールたちの前に現れたが、変異体デッドプール軍団からの攻撃の盾にされてしまい、さらにはヒーリングファクターも持っていなかったため死亡した。
レディプール ― ブレイク・ライヴリー
変異体のデッドプール軍団の先陣を切って現れたレディプール。その名の通り女性版のデッドプールだ。
腰を振りながら華麗に現れ、ブロンドの長髪をマスクから出した姿はセクシーそのもの。
しかし残念ながら劇中でマスクを外すことはなかった。
彼女を演じたのは女優のブレイク・ライヴリー。ライアン・レイノルズの妻である。
以前から彼女の出演はウワサされており、レディプール役としてテイラー・スウィフトのどちらかがキャスティングされていると言われていた。
劇中ではデッドプール&ウルヴァリンのコンビに挑むもあっけなくやらえている(ヒーリングファクター持ちであるため復活はしている)。
カウボーイプール ― マシュー・マコノヒー
変異体のデッドプール集団の一人として現れたカウボーイプール。名前そのままにカウボーイのデッドプールだ。
劇中では太もものホルスターが映し出されていた。
彼を演じたのはアカデミー種俳優であるマシュー・マコノヒーである。
劇中ではこれといって活躍は無かったが、まさに豪華俳優のムダ遣いといったキャスティングだ。
キッドプール ― イネス・レイノルズ
少年のデッドプールであるキッドプール。
デッドプールのスーツを模したパーカーと、中央に縫い目のあるマスクが特徴的なデッドプールの変異体である。
演じたのはイネス・レイノルズで、名前からもわかるとおり、ライアン・レイノルズとブレイク・ライヴリーの7歳の娘だ。
劇中でも少ないながら話すシーンが存在した。
ベビープール ― オリン・レイノルズ
赤ん坊のデッドプールの変異体であるベビープール。
彼を演じたのもライアンとブレイクの1歳の赤ん坊のありオリン・レイノルズだ。
劇中ではデッドプールとウルヴァリンが変異体たちを倒した後に、唯一(おそらく)生き残っており、二人を見て笑っていた。
ヘッドプール ― ネイサン・フィリオン
首だけで浮遊しているゾンビ顔をしたデッドプールの変異体ヘッドプール。
彼を演じたのは俳優のネイサン・フィリオンだ。ヘッドプールの声を担当している。
劇中では目立った活躍をしていないが、ハンマーのように振り回されていた。
ネイサンは過去に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』に出演し、現在はジェームズ・ガン監督の元で『スーパーマン』にてグリーン・ランタン役として出演する予定だ。
ウェールズプール ― ポール・マリン
ウェールズの国旗がデザインされたスーツを来ているデッドプールの変異体・ウェールズプール。
彼を演じたのはプロサッカー選手のポール・マリンだ。
ポールはライアン・レイノルズが共同所有するサッカークラブのレクサムAFに所属している。
今回挙げたデッドプールの変異体以外にも、非常に無数の変異体が存在しているが、それらにキャストが割り当てられていたのかは不明。おそらくCGIのみの再現のキャラクターも多く存在するだろう。
このほかウルヴァリンの変異体も楽しむことができる映画『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日より劇場公開中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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