『デッドプール&ウルヴァリン』ヒュー・ジャックマン参加前は制作中止寸前だった ー 出演条件も明らかに

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MCUシリーズの最新作として公開を予定している映画『デッドプール&ウルヴァリン』

20世紀FOXで制作されていた『デッドプール』と『デッドプール2』から引き続いてライアン・レイノルズがデッドプール役を務め、さらにはヒュー・ジャックマンも『ローガン』以来となるウルヴァリン役を務めている。

しかしこの映画はヒュー・ジャックマンが出演する以前は、制作中止寸前までになっていたとショーン・レヴィ監督とライアン・レイノルズコメントしている。

映画の企画段階では二人は脚本のアイディアを複数書き上げていたようだが、すべてが却下されてしまった。そのためにしばらくプロジェクトから離れようと考えていたようだ。

ライアン:”6年前にケヴィン・ファイギと会ってこの件について話し合ったのですが、私は最初にデッドプールとウルヴァリンの映画を作りたいと言ったんだ。ただその時ケヴィンは「忘れてください。それは絶対実現できない」と言いました。私は「そうですか、わかりました」と答え、ショーンとともに様々な企画やアイディアを出し合い、マーベルにできるあらゆることを提案しました。でもうまくはいきませんでした。
そしてある日、私たちは最後の提案をしました。このときはケヴィンに対して「私たちはもう諦めます。また戻ってくるかもしれないけど、2、3年後にもっと良い状況になっったらね」と言おうとしていました。しかしその時にヒューが偶然にも私に電話をしてきたんです

この電話こそがヒュー・ジャックマン自身が映画への出演をオファーする内容だったのだ。

ライアンとレヴィ監督は提案の方針を変更してすぐにケヴィン・ファイギ氏にヒュー・ジャックマンからの連絡をはなしたところ、ファイギ氏はすぐにGOサインを出したと振り返っている。

ちなみにヒュー・ジャックマンが掲示した映画への出演での唯一の条件は、コミックのようにウルヴァリンのイエローのスーツを着ることだと明かした。

ウォルト・ディズニー社のFOX社の買収や、ヒュー・ジャックマンからのオファーなど、様々な要因が奇跡的に重なったことで実現した『デッドプール&ウルヴァリン』。ファンにとっても待望である二人のキャラクターの共演をスクリーンで見逃さないようにしよう。

『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日に日本公開予定だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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