アマンダ・セイフライド、ガモーラ役を断った理由を明かす ー 「マーベル初の失敗作になると」

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MCUシリーズでも高い人気を誇る『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、当初キャラクターの知名度も低かったことからヒットを疑問視する声も多かったが、ジェームズ・ガン監督の手腕により大ヒットを記録し、以降はシリーズ化される成功を収めた。

そんな本作において、ガモーラ役には当初ゾーイ・サルダナではなく、アマンダ・セイフライドにオファーがあったことが、彼女のインタビューにより明らかになっている。

アマンダは当時の状況について「数日間悩んだ末に断った」と語り、その理由のひとつには特殊メイクへの不安があったことを挙げている。

時間をかけて座ったまま違う色に塗られるのは本当に怖いと思った。(中略)ジェームズは覚えていないようですが、間違いなくオファーを受けました。そして数日間考え込み、1年のうち半年もロンドンに住みたくはないと思いました。またセス・マクファーレンとの映画『荒野はつらいよ〜アリゾナより愛をこめて〜』という本当にやってみたかった映画があり、いいチャンスだと思っていました。”

緑の肌を再現するために毎日数時間かかるメイクや、長期間の海外滞在に対する心理的な負担も判断の材料となったようだ。

当時はキャリアの分岐点に立っていたこともあり、自分にとって無理をせず、納得のいく選択をしたと振り返っている。

“キャリアが不安定な時期で、仕事のために苦しみたくないと思いました。毎朝4時間半座っているのは楽しくないだろうと思ったし、グリーンバックの前で演技をしたことはありましたが、当時は得意でもなかった。後悔はしていません。自分のために決めたことでしたから。当時もいまも私にとってはベストでした。”

また、MCUシリーズの勢いを知りつつも、未知数だった『ガーディアンズ』に不安を抱いていたとも明かし、「最初の失敗作になると思っていた」と語っている。

“それにマーベルの最初の失敗作に出演することはキャリアにとって良くないことだと思っていました。しゃべる木としゃべるアライグマの話と聞いて、マーベルの失敗作に出演したら、クリス・プラットとは二度と共演できないだろうと思っていました。ただそれは間違っていました。”

結果的に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は世界中で大ヒットを記録し、登場キャラクターたちもMCUを代表する存在にまで成長した。

アマンダ・セイフライド自身は当時の選択に悔いはないとしており、今でも自分にとって正しい判断だったと語っている。

今となってはゾーイ・サルダナ以外のガモーラは想像しづらいが、もしもアマンダが演じていたら…という“別のマルチバース”も、少し気になるところだ。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズはDisney+(ディズニープラス)で配信中だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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