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※この記事には『アガサ・オール・アロング』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
MCUシリーズのドラマ作品として、配信前の下馬評を覆して、概ね良好な評価を得ることになった『アガサ・オール・アロング』。
『ワンダヴィジョン』の正統続編として制作された今作では、映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で闇落ちし、その後生死不明の状態になっているワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチと、ビリー・マキシモフの双子であるトミー・マキシモフの行方についても触れられていた。
しかしドラマ内では明確な答えは示されず、今後の作品で扱っていくことが感じられるラストとなっていた。
この二人について製作総指揮・監督・脚本を務めたジャック・シェーファー氏が海外メディアのインタビューにて裏話や自身の考えを共有した。
まずスカーレット・ウィッチが生存しているかについては以下のようにコメントした。
『アガサ』の中では第1話にてワンダが死亡したことを示唆する演出があり、彼女の遺体と思しきものがまだ自分を刑事だと思い込んでいたアガサの前に現れていた。
しかし明確に顔を確認できていないため、アガサはその後ビリーなどに質問されても答えをはぐらかしていた。
一方で死神のデスであることが判明したリオについては、ワンダが生きているかどうかを知っているとシェーファー氏は明かしている。
やはり死神ならばワンダがどうなっているかは把握しているようだが、彼女もまた劇中ではそれを明確にすることはなかった。
加えてシェーファー氏は、マーベル・スタジオからワンダについて「消えた」という言葉を使うように指示されたとも明かしている。
「消えた」というワードには生死いずれも含んでいる定義が曖昧なワードであり、スタジオとしてはまだ彼女の行方を明確にすることは避けるようにしていることがうかがえる。
ちなみにスカーレット・ウィッチの今後については単独映画の制作のウワサがあり、マーベルのなかでも屈指の人気を誇るキャラクターなだけに、やはり何らかの方法で復活することが考えられるだろう。
『アガサ』の後には『ヴィジョン』の単独ドラマの配信も予定されているため、ここでどのように扱われるかが注目だ。
ジャック・シェーファー氏はビリーの双子であるトミー・マキシモフの行方についてもコメントしている。
ドラマの中では魔女の道の最終試練の中で、アガサの誘導のもとビリーがトミーの行方を透視するようなシーンがある。
そこでトミーの魂がいまだ彷徨い続けていることがわかり、ビリーは彼の一時的な器となる体を見つけようとしていた。そこで描かれていたのはいじめによって溺れ死んだと思われる少年だった。明確に彼に体にトミーが移ったのかはわからないが、いずれにしてもビリーとの年齢を考慮して、今後トミーの体が変わる可能性があることをシェーファー氏は示唆している。
ワンダとトミーの行方については今作で明確にされることはなかったが、今後続く予定の『ヴィジョン』や制作のウワサのある単独映画『スカーレット・ウィッチ』、そしてビリー・マキシモフ/ウィッカンの単独ドラマなどで答えが明確化されていくことだろう。
『アガサ・オール・アロング』の後もまだまだ目が離すことが出来ない今後の展開には注目をしておこう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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