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『ワンダーマン』、一時は制作中止になっていた ー プロデューサーの強い推薦で復活

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MCUシリーズの配信ドラマ『ワンダーマン』は、近年のマーベル実写ドラマの中でも少し毛色の違う作品として受け止められている。

ヒーロー作品でありながら、ハリウッドを舞台にした風刺した描写となっており、王道のMCU作品とは違う手触りを前面に出したからだ。だが、そうした独自性の強さゆえか、本作は配信までの道のりがかなり危うかったようだ。ショーランナーのアンドリュー・ゲスト氏ComicbookMovieのインタビューに対し、作品が何度も消えかけたことを明かしている。

自分たちは本当に何度も、紙一重で生き残った。脚本を書いていた時期には、マーベル内で「どこを削れるのか」という新しい目線で多くの企画が見られていて、僕たちもそのひとつだった。一時はボードから外されたが、この企画に関わっていたプロデューサーたちが、続ける価値があると必死に説得してくれた

ゲスト氏によると、『ワンダーマン』はマーベルがDisney+ (ディズニープラス)向け作品を幅広く動かしていた時期の終盤に始動した企画だった。

その後、マーベル側でテレビ制作の見直しが進み、『ワンダーマン』も絞り込みの対象になった時期があり、本作も一度は計画表から外されたという。さらに2023年のストライキが重なったことで、ちょうど半分まで撮影したところで先行きがさらに不安定になったようだ。

ゲスト氏は、企画の初期から作品を支持する人たちがマーベル内部にいたとも話している。初期テストで観客が作品の方向性に戸惑い、反応が強くなかった時でさえ、「もっとアクションを増やす」といった修正ではなく、「売り方を変えるべきだ」という判断が返ってきたという。つまり、作品の個性を削って無難に寄せるのではなく、この変わった味をそのまま世に出そうとする後押しがあったわけだ。

”最初の2話を観客の前で試写した時、反応はそこまで良くなかった。多くの人がこの作品をどう見ればいいのか戸惑っていたからだ。でも、そこで返ってきたのは「変えよう」ではなく、「これは違う売り方をしなければいけない」だったんだ”

マーベルのプロデューサー陣のなかでも『ワンダーマン』に対して強い確信があったこともうかがえるエピソードだ。

結果として『ワンダーマン』は無事に完成し、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が演じたサイモン・ウィリアムズや、ベン・キングズレーが演じたトレヴァー・スラッタリーも非常に強い支持を集めた。現在はシーズン2の制作も検討されているとのことで、MCUシリーズにおけるドラマ作品の独自性を生み出したひとつの成功例ともなった。

奇跡の復活を果たした『ワンダーマン』は2026年1月27日よりDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

このクオリティは世に出すべき

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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