『スパイダーマン:BND』、ソニーは『ヴェノム』監督の起用を希望 ー ケヴィン・ファイギが却下

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の結末から続く“新しい日常”を描く作品として進行中で、現在は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』デスティン・ダニエル・クレットン監督が指揮を務めることが公式発表されている。

一方で、この監督決定の裏側では、かなりギリギリまで別の候補が検討されていたというウワサも出てきた。

海外スクーパーの情報によると、ソニー・ピクチャーズのトップであるトム・ロスマン氏は、当初は前3作を手がけたジョン・ワッツ監督の続投を強く望んでいたが、それが難しいと分かった段階で、映画『ヴェノム』『アンチャーテッド』ルーベン・フライシャー監督を『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の監督に起用する案を推していたという。

あくまでウワサの話だが、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏がフライシャー起用に難色を示し、その代わりとして自らが信頼を置くクレットン監督を『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の監督に迎え入れたとのことだ。

クレットン監督は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』後に『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』(後に『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』に再編)の監督だった人物でもあり、MCUドラマ『ワンダーマン』の指揮もしている。これらの実力が認められたことでマーベル側からも厚い信頼を置かれていると思われる。

一方でフライシャー監督の『ヴェノム』はスパイダーマンと直接共演しない形で“スパイダーマン関連作品”を成り立たせなければならない難しい条件のもとで制作された。インタビューの中でフライシャー氏は、スパイダーマン不在でヴェノムのオリジンを組み立て直す作業がいかに特殊だったかを振り返っている。

もしこのウワサどおり、フライシャー監督が『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』を指揮していれば、トム・ホランド版ピーター・パーカーと『ヴェノム』シリーズのエディ・ブロックが同じスクリーンに立つ未来も、少し現実味を帯びていたのかもしれない。

現状ではMCUシリーズにおいてヴェノムやシンビオートが導入されるかは不明だ。

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日より全米公開予定だ。

ゆとぴ

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero