『フラッシュ』主演俳優、最後の撮影の思い出に「胸が張り裂けそうだった」

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ドラマ『フラッシュ』はシーズン9をもって完結したが、主演のグラント・ガスティンは、最終話に至る撮影の過程などについて明かしている。

イベント登壇で、撮影終盤に自身が新型コロナに感染し、脚本の一部が組み替えられたと明かした。

当初はガスティン本人がサビターを再演し、悪役たちが並び立つ場面に自ら入る段取りがあったという。だが隔離の影響で参加できず、代役や別撮りで乗り切る形になった。

”台本の一部を変えなければならなかった。撮影終了の1週間半前に陽性になって、現場に戻れなかったんだ。撮影は1〜2日止まり、そのあと再構成された。少なくとも3〜4日は欠席したと思う。サビターの場面は、もともと僕がスーツに入る予定だったけれど、そこも変更になった。”

このほかスタントにも何らかのトラブルがあったなど、撮影終了間際に多くの壁があったことを明かしている。

またドラマのラストの撮影でも、想定とは違うかたちで迎えることになった。グリーンバックの前で、ひとり走るバリーを撮り切って終了。本人いわく、長年の現場を思えば胸が張り裂けそうな思いだったというが、同時に満足のいくラストシーンだったとも語っている。

”最後の仕事はひとりでのグリーンスクリーン撮影で、胸が張り裂けそうだった。でも同時に、何年もあのスーツで、誰もいない相手に話しかけるように演じてきたから、どこかしっくりもきた。シリーズ最後のショットは、バリーが走って満足そうに見えるところで、それを撮って終われたのは良かった。”

ドラマ『フラッシュ』は約10年にわたり、CWやアローバースの看板作として走り続けた。最終盤でのプラン変更は決して小さくなかったようだが、作品としてしっかりと完結させることができたことについてはガスティン自身も納得している様子だった。

ほんとお疲れさまでした

ゆとぴ

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