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2008年の『アイアンマン』から続いてきたMCUシリーズは、2027年に『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』で二度目の区切りが付けられる予定であり、マルチバース・サーガは終焉を迎えることになる。
この時点でシリーズは約20年の歴史を持つことになるが、最近海外メディアのインタビューに応じたマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は、『シークレット・ウォーズ』でMCUが「リセット」されることを明言した。
また、『エンドゲーム』以降に続いてきたマルチバース・サーガを締めくくる作品であると同時に、新たなMCUシリーズの出発点になることにも言及している。
ここで注目すべきは、「リブート」ではなく「リセット」という言葉が使われている点である。
両者は似た概念だが、「リブート」は世界観を一新し、まったく新しいシリーズとして仕切り直すことを意味する。『スパイダーマン』や『バットマン』映画がその例にあたる。
一方で「リセット」は、同じシリーズや世界観を継続しながら、一部の展開や設定を変更・修正することを指す。つまり、これまでのMCUシリーズが無かったことになるのではなく、既存のキャラクターや世界観を残したまま調整されるという形になる。
なお、「リブート」と「リセット」を組み合わせたような展開をしているのが、競合するDCスタジオが展開するDCUシリーズであるが、MCUの場合は基本的に「リセット」に重きを置いていると考えられる。
そのため、すでに退場したアイアンマンやスティーブ・ロジャースのキャプテン・アメリカが別の俳優で再登場するという展開は可能性として低いと思われるが、完全に否定されているわけではない。
リセット後の世界では、ミュータントやファンタスティック・フォーが同一世界に存在する設定になるとされているため、新たなサーガでどのようなMCUの世界が築かれていくのか注目したい。
『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』は2027年12月17日に全米公開予定だ。

戦いの後は新たな世界が舞台になるのかな

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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