マーベル・スタジオ代表、『ブレイド』制作難航に言及 ー 「素晴らしい作品ではなかった」

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MCUシリーズの新作映画として制作発表された『ブレイド』は、いまだに撮影に至っておらず、依然として厳しい状況が続いていることがうかがえる。

脚本が複数回書き直されたとも報じられているが、最近マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は、『ブレイド』の制作難航について率直にコメントをしている。

”ただ単にマハーシャラ・アリに革のコートを着せて、吸血鬼をハンティングさせるということだけはしたくなかった。ユニークである必要があったし、ちょうど私たちが作品制作に対して「めちゃくちゃ良い作品だけ受け入れる」と言い始めた時期でした。当時は脚本が素晴らしい作品ではなかったんです。”

ファイギ氏は、脚本については最初から優れたものを用意しなければならず、制作を通してブラッシュアップしていくことすら難しいと感じたとも明かしている。

また、『ブラックパンサー』シリーズのライアン・クーグラー監督が本作に参加するというウワサについては否定しつつも、クーグラー監督の映画『罪人たち』の撮影のため、『ブレイド』で使用予定だった衣装を提供したことについては、「彼は私たちの良き友人ですから、衣装を受け取ってくださいといった」とコメントした。

『罪人たち』の時代設定は1930年代であるが、『ブレイド』も一時期は同様の時代設定で進められていたことから、2作品で共通使用できる衣装が存在していた経緯がある。

時代劇的な『ブレイド』という案が存在していたことについても、ファイギ氏は認めている。

”私たちは現代にたどり着き、それに焦点を当てています。”

現在の『ブレイド』の制作ステータスは明らかにされていないが、スクーパーの情報によると「保留中」とされており、マーベル・スタジオはマルチバース・サーガ完結に向けたリソース集中のため、『ブレイド』は次のサーガに属する作品になるとされている。

果たしてMCU版『ブレイド』はいつ公開されるのか。今後の情報に注目しておこう。

かなり厳しい脚本だったみたいですね

ゆとぴ

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