MCU『ブレイド』元出演者デルロイ・リンドー、制作難航を振り返る ー 「話が逸れてしまった」

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マーベル・スタジオのMCUシリーズとして制作が予定されている『ブレイド』は、すでに制作発表から数年が経過しているが、いまだに撮影は始まっておらず、公開日についても複数回の延期を経て現在は未定となっている。

脚本の執筆が難航しているとされているが、最近エンターテイメント・ウィークリー誌のインタビューに応じた本作の元出演者デルロイ・リンドーは、映画が当初の構想から外れてしまったと語った。

“マーベルが私に声をかけてきたとき、彼らは私の意見にとても興味を示してくれていました。プロデューサーや脚本家、そして当時の監督とも様々な話を重ねるうちに、とても包括的な作品へと繋がっていきました。構想もキャラクターの面でも非常に刺激的だったのです。ところが、どういうわけか話が軌道から外れてしまったのです。”

デルロイ・リンドーがどのような役を演じる予定だったのかは明らかにされていないが、当初は前向きに参加するつもりだったと述べている。降板の理由についても詳細は語られていないが、制作の方向性が変化したことで違和感を覚えていったのだろう。

MCU版『ブレイド』は、現在も撮影に至っておらず、一部の報道では、マーベル・スタジオが他のプロジェクトにリソースを集中させるため、本作の優先度を下げたとも伝えられている。そのため、本格的な制作はマルチバース・サーガが完結した後になると見られている。

主演を務めるマハーシャラ・アリは『エターナルズ』に声のみで登場しており、別世界を舞台としたMCUアニメ『マーベル・ゾンビーズ』にもブレイドが登場するとされている。

メインアースにおけるブレイドの活躍がいつ描かれるかは依然として不明だが、『ミッドナイト・サンズ』の制作もウワサされており、今後の展開に注目しておきたいところだ。

ゆとぴ

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