スカーレット・ヨハンソン、MCU作品への不満点を明かす ー 「ただの装置みたい」

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MCUシリーズの初期からナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウとして出演してきたスカーレット・ヨハンソンは、単独映画『ブラック・ウィドウ』以降、シリーズからは実質的に卒業しており、長年にわたって演じてきた一つの役柄に別れを告げている。

最近『サンダーボルツ*』でレッド・ガーディアンを演じたデヴィッド・ハーバーとともに、インタビュー・マガジンの取材に応じたスカーレット・ヨハンソンは、自身がMCU出演時に感じていた不満について語っている。

”こういう大きな仕事があると、日々の特別な瞬間を見つけるのが難しくなることがあります。(中略)キャストがあまりに多く、ストーリー展開があまりに膨大だったので、まるで自分がそれを進めるためだけの装置のように感じられることがありました。そんな作品に5ヶ月半とか出演すると、「ネイルも濡れないし、髪も切れない」って感じですよ。くだらないように聞こえるかもしれませんが、自分のアイデンティティが長い間この仕事に縛られているのです”

一方で、他の作品に比べて自分の役柄に深く入り込めたことや、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』での演技については満足しているとも語っている。

この点については、デヴィッド・ハーバーも自身が長く『ストレンジャー・シングス』に出演し続けた経験を交えて言及しており、スカーレット・ヨハンソンと同様に「慣れ」や「マンネリ」を感じたと述べている。

シリーズもの、特にシェアード・ユニバース型の作品では、契約の段階で複数作品への出演契約を結ぶのが通例である。そのため、拘束期間が長期に及ぶことも多く、合計すれば年単位になることも珍しくない。

俳優にとっても、同じキャラクターを演じ続けることによるマンネリは避けがたく、変化がなければ新しい表現は生まれにくい。

こうした感覚は観客側にも伝わることがあり、シリーズ人気の低下にもつながりかねない。

スカーレット・ヨハンソンの言葉は、大規模シリーズにおける欠点を的確に表しており、あらゆるシェアード・ユニバース作品が今後も新しい挑戦を続けるべきであるという問題提起になっている。

変化はしまくりたいですよね

ゆとぴ

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