『サンダーボルツ*』アダマンチウムを扱った物語のアイデアもあった ー 「壮大なものだった」

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MCUシリーズの映画『サンダーボルツ*』は、映画批評家やファンからの評価も軒並み上々であり、口コミによって本作の興行収入も上向き傾向にあることが報告されている。

本作は“セラピー映画”とも称されるほど、登場人物が自身の内面と向き合うような構成となっており、それが『サンダーボルツ*』の魅力であり、キャラクターたちの魅力にも繋がっていた。

しかし当初は、より壮大な物語のアイデアが存在しており、アダマンチウムを扱う構想もあったことを、脚本家のひとりであるエリック・ピアンソ氏明らかにしている

それ(アダマンチウムを扱うのは)間違いだったよ。でもスタジオは、彼らがチームを結成するというアイデアは気に入ってくれた。元々は壮大で広がりのあるものだった。”

具体的な内容は明らかにされていないが、『ブラック・ウィドウ』公開後に練られていた構想であり、早い段階で却下されたことがうかがえる。

またマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏もこの案に対して、「もっと小規模で、より落ち着いたものになるべきだ」と指示を出したことを、ピアンソ氏は語っている。

結果的にはファイギ氏の指示通り、規模を抑えた構成となっているが、それが「内なる闘い」を描くうえで最適だったともいえるだろう。

なお、アダマンチウムや規模の大きな物語については、ひとつ前のMCU映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』で扱われている。この作品ではMCUシリーズとして初めてアダマンチウムが登場しており、まだ本格的な活用は見られないものの、将来的に大きな影響を与えることが示唆されていた。

このほかにも『サンダーボルツ*』には、レッドハルクやゴライアス、マンシングが登場する案や、U.S.エージェントがメインヴィランになるという構想もあったことが明らかとなっており、様々なパターンが検証されていた作品であった。

多くのファンから支持を集めている『サンダーボルツ*』は、2025年5月2日より劇場公開中である。

採用されていたら2作連続で同じような話になっていたかも

ゆとぴ

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