『サンダーボルツ*』レッドハルク・ゴライアス・マンシング登場の案があった ー 脚本家が明かす

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MCU映画『サンダーボルツ*』は、コミック版と同名のチームに多数のキャラクターが所属していることから、実写化にあたり誰がメンバーとなるのか注目を集めていた。

実際のメンバーはすでに明らかになっているが、Comicbook.comのインタビューにて脚本家のエリック・ピアンソ氏は、かつて登場が検討されていたキャラクターとしてレッドハルクやゴライアス、マンシングの存在を明かしている。

レッドハルクをヴィランにしたいと思っていた時期がありました。ただマーベル・スタジオは「ダメだ」と言った。最初はイラッとしましたが、いまは満足しています。セントリーはまさにうってつけだったからです”

レッドハルクが却下された理由は明言されていないが、2025年公開の『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』にて、アメリカ合衆国大統領となったサディアス・ロスがレッドハルクに変身し、サム・ウィルソンと激突する展開が描かれていたことが要因と考えられる。

またピアンソ氏は、バッキー・バーンズが登場しないパターンや、ゴライアスことビル・フォスターが登場する案も存在していたことを明かした。

”バッキーが登場しなかったドラフトが1、2回、ビル・フォスターが登場していたドラフトが同じく1、2回ありました。エイヴァ・スター(ゴースト)の父親代わりのビルは、カメオ以上の大きな役割で登場し、まるでゴライアスのような存在感を示し、終盤ではチームに加わります。フォスターとアレクセイという二人のおじさんが、父親ではないのにそのような振る舞いをしていて、特別なものを感じました”

ビル・フォスターは『アントマン&ワスプ』に登場したキャラクターで、エイヴァを支える存在として描かれていた。映画では巨大化能力は描かれていないが、アニメ作品『WHAT IF…?』ではゴライアスとして登場し、スーツによる巨大化も披露している。

ただし彼が登場しなかった理由について、ピアンソ氏は「他のキャラクターたちが抱えるトラウマと共通性がなかったから」と語っている。

さらに植物型のモンスターであるマンシングの登場も検討されていた。

”マンシングはヴァルが抹殺しようとしていたエージェントか、彼女の証拠のような存在でした。予測不可能な生き物で、ちょっと腑に落ちなかった。マンシングを見たら「一体何だ?」ってなると思いますが、その役割はすでにボブだったんです

マンシングのキャラクター性が強すぎることで、物語の中心となるボブ(セントリー)の存在感を弱めてしまうという懸念から、登場は見送られたと述べている。

マンシングはDisney+の配信作品『ウェアウルフ・バイ・ナイト』にてMCUに初登場して以降、続報はない状態が続いている。

多数のキャラクターが登場候補に挙がっていた『サンダーボルツ*』は、2025年5月2日より劇場公開中だ。

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ゆとぴ

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