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MCUシリーズの最新作『サンダーボルツ*』には、コミックにも同名のチームが複数存在しており、ヒーローに偽装したヴィランの集団やアンチヒーローが集うチームなど、さまざまなバリエーションがある。
MCU版でもその設定に近い要素はあるものの、基本的にはコミックとは異なる構成のチームが描かれている。
最近IGNのインタビューに応じた脚本家のひとりエリック・ピアソン氏は、当初の構想としてバロン・ジモを黒幕とする案が存在していたことを明かしている。
バロン・ジモは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で黒幕として登場し、その後ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』でもメインキャラクターとして描かれた。
現在はラフト刑務所に収監されていると見られているが、『サンダーボルツ*』の裏で陰謀を操っていたという構想が一時期あったようだ。
しかし最終的には、本作の物語上ジモの必要性が低いと判断され、早い段階でその案は破棄されたという。
ピアソン氏は、もしジモを登場させる余地があるのであれば、コミックに準じた形で描きたかったとも述べている。
策略家として暗躍し、ヴァルと手を組んでいたとすれば、ジモはMCUにおいて大きな脅威となる存在であることは間違いない。ただし彼が何を企み、どの作品でそれを描くのかという点では難しさが残る。
そうした背景から、本作ではジモの登場は見送られ、ヴァルを明確な黒幕として据えることで物語が展開されていったと見られる。
仮に本作の続編が制作されるのであれば、ジモがサンダーボルツに何らかの形で関与する展開も考えられるだろう。
『サンダーボルツ*』は2025年5月2日より劇場公開中である。

ドラマ以降のジモは見たかった

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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