ヨーダの喋り方はどんな意図だった? ー ジョージ・ルーカスが明かす

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ルーカスフィルムの大人気シリーズ『スター・ウォーズ』は、銀河を舞台にしていることもあり、さまざまな異星人が登場するのが特徴だ。

異星人の中にはフォースを操ることができる者も存在し、彼らはジェダイとして活躍している。

そのひとりであるヨーダは、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の中で、独特な喋り方をするシーンがあり、英語の文法が逆転したような奇妙な話し方をしている。

このヨーダの喋り方の意図について、『帝国の逆襲』45周年上映会イベントに出席したジョージ・ルーカス監督が明かし、観客を引きつけるための工夫だったことが判明した。

普通の英語だと観客はそれほど耳を傾けないからです。でも訛りがあったり、何を言っているか本当に分かりづらい方が、観客は彼の言葉に集中できるんです”

観客の心理を利用したトリック的な演出だったと語るジョージ・ルーカス監督。それによってヨーダは、劇中でただの異星人ではなく、何か深い意図を持つ存在として際立っていた。

”彼はこの映画の哲学者でした。観客、特に12歳の子どもたちに実際に耳を傾けてもらう方法を考えなければなりませんでした”

作中のヨーダは900歳という高齢であり、銀河における古風な言葉遣いを体現した存在にもなっている。
こうした細かな演出にまで深い意図を込める手腕こそが、『スター・ウォーズ』シリーズを特別な作品にしていると言えるだろう。

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

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